仕事終わりのオッペンハイマー、俺でなきゃ寝落ちしちゃうね。
オッペンハイマーをみた。タイトル通り、この映画は仕事終わりに見るものではない。映画自体も長く、尚且つ難解で、苦痛を感じることに対して、娯楽としてお金を支払っている自分の存在が、おもしろおかしくて、ガラガラの貸切の映画館で、疲労と孤独を感じ、できることなら、一度ポップコーンとコーラを買いに外へ出ようと思ったが、一度出ると、そのはずみで家に帰ってしまうような気がして、結局、疲労と孤独が映像美と音楽の中で静かに消えていって、気付けば、3時間が経過していた。お金と3時間を使い、僕は