MOROHA×SUPERBEAVER
3月のライブについて、やっとまとまったので投稿。
明けて翌朝である。
朝イチの新幹線で会社に向かっている。
昨日の夜は、興奮と、翌朝起きられなかったらどうしよう!
の恐怖でほぼ眠れず
まぁ新幹線で寝ればいっか。と思っていたけど
今朝もまだ眠れない。
昨日のビーバーの、MOROHAのライブを思い出して
「音楽」聴いて、また泣けてくる。
いやだからさ、これから会社なのよ。
情緒よ。
SUPERBEAVERを知ってまだ1年足らず。
日々過去の情報をあさり、
仲良しのバンドとの対バンがあったら絶対観たいと思っていた。
そんなの絶対バチバチやりあうじゃん。
絶対サイコウじゃん。
いつかあるといいなぁ。
…あれ。MOROHA 3/14に大阪でライブやるんだ…
そもそもMOROHAのライブ観てみたかったんだよな…
ほーん、3/14ですか…
対バン相手は未発表と…
よし、とりあえずチケット取っちゃお!
取れた!ゴー!!!
思いのほか整理番号が早くてドキドキする。
もぎゅもぎゅになっているライブハウスで
うぉーーーー!!!って渦の中でビーバーを浴びてみたかったから
これは大チャンス。
怯まず前線へ。
やなぎの真ん前やや中央寄りにスタンバイ。
うぉーーーーードキドキするーーーー!!
メンバー登場。
やばい。
目の前すぎる。
やなぎが人の大きさで目の前にいる。
やばい。
フロアは圧縮袋でぎゅーーーっとされているかのように
どんどん圧縮されて密集度合が高まる。
圧がすごい。
フロアの興奮とステージの興奮との圧が。
やっぱライブハウス、いい!
アルバム発売されてしばらくたって
フロアの我らが血肉にできてから生で浴びせられる
切望
小さな革命
刺さり方がすごい。
巻き込まれて笑いたい!
と叫ぶ感情。
音楽で世界は変わらないとしたって…
と分別したかに思わせておいてからの
フロアから、箱が揺れそうな最大ボリュームで
音楽!!!!!
の絶唱。
思い出しても鳥肌が立つ。
こんな直情的にぶつけあう、感情のやり取りができる曲、やり取りができるライブ、
出会ったことがない。
このバンドといつまでも感情のやりとりを
あ、気持ちの往来をし続けたい。
このやりとりは、間違いなく、ひとつの幸せだ。
と実感する。
すごいバンドだ。
SUPERBEAVER。
好きになって心底よかった。
MOROHAとの関係性に少し触れて
本気で付き合ってきた二組なんだな…とうかがえた。
誰かが誰かと仲良くしてるシーンって
なんだか嬉しくなる。
対バンのライブって、そういうの見られて嬉しい。
そしてMOROHAがオンステージ。
MOROHAの刃は鋭くて
喉から血を吐きながら叫んでいるよう。
つま弾くギターは研ぎ澄まされていて
こちらの虚栄心を見透かされているよう。
自らを切り刻んでいるようで
実はこちらが切られているようで
苦しさに胸が詰まる。
嘘はないか。
虚栄はないか。
いや、あるはずだ。だろ?
そのカッコ悪いのがお前だ。
カッコ悪くもがいて生きろ。
と突きつけられているよう。
もがく様は美しい、なんて
キレイに慰めてもくれず
無様こそが人だと
この様をみろよと
そうやって生きた先に、ちょっと愛とか見えてくるんだろ。と
突き付けてくる。
かっこいいなぁ。
吉祥寺でワタシに映画のチラシくれたアフロさん。
かわいらしく愛嬌たっぷりに、にかっ!!と笑ってらした笑顔からは想像つかない逼迫感。
琴線揺すりまくるギター、UKさん。
アコギの弦の音ってなんでこんなに泣きそうになるんだろ。
このタッグ、最強ですね。
ビーバーのアルバム「音楽」に触れ
聴きながらあいつらが思い浮かんで泣けた。と語る。
一人でひたすら歌の練習をする姿、
真摯に音楽に向き合いアレンジを考える姿、
バンドを音楽をよりよく、と考える姿、
思いを巡らせ、時に苦しみながら悩みながら言葉を紡ぐ姿。
あいつらが音楽に向き合う姿が目に浮かんで、泣けた。と。
そんな言葉に、「音楽」に納められた楽曲たちを思い浮かべながら
こちらも涙が、出る。
やなぎさんご自身も、あれは泣けた。と
SNSで呟いていた。
うん、あれは泣けるよね。
またライブ行きたい。
ちょっと無理したけど、行ってよかった。
余談。
ワタシ、別にライブハウス初めてなわけじゃなくて
もぎゅもぎゅのモッシュピットでライブみることだって
何度も何度もしてきたけど
こんなに何も見えなかったっけ…?
と思うほど、見えなかった。笑うほど。
たまにお立ち台に乗ってくれたとき、
たまにホントに目の前に来てくれたとき、
ステージギリギリまで出て煽ってくれたとき、
くらい。
あまりに何も見えなさすぎて
この対バンで目の色変えてやりあってる感のメンバーがもっと見たくて
これ、外れたほうがいいかな…と何度か思ったけど
こんなチャンスはもうないかも、と思い直し
最後まで揉まれ続けた。
今日はもう、ぎゅうぎゅうで圧を感じること、(わずかなすき間からであっても)間近で見る貴重な時間を楽しむこと、
これを優先しよう。
と覚悟を決める。
ビーバー終わって、いったんビール飲みに外へ出て
ふと鏡に映った自分を見て
何がどうしたらそんなになるんだと
我が事ながら心配になるくらい
ぼろっぼろだった。
ぼろっぼろという表現すらおこがましいほど
ぼろっぼろのぼろっぼろ。
笑ったー。
それにしてもワタシ、おちびだったんだな…
知らなかった。
155cmっておちびだったんだ。
厚底スニーカー買おうと誓った夜。
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