とり

神経症(うつ病、強迫症、不眠症)の自由研究をしています。 専門は経済学

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神経症(うつ病、強迫症、不眠症)の自由研究をしています。 専門は経済学

最近の記事

記憶することの重要性

何でもかんでも暗記しなければいけないと、強迫的になる必要はないが、それはそれとして暗記をすることの有効性に最近関心がある。何かものを考えるためには、それ相応の前提知識が必要。人間は無知者と知者の中間的な存在で、何も知らないわけでもなければ、全てを知るに到達し得ない。 そして僕たちは理解できないことを、脳のスペックと勘違いする。その線もあるのだろうけれど、大抵は時間が解決してくれる。つまり、経験不足、メモリー不足が原因である。語学に関して言えば、肉体的記憶力が肝となる。文法を

    • 日記 4.30

      最近の関心ごとは、自分の中でいろんな関心を複数キープしておくことだ。ついつい、こういう考え方でいようとか、生き方はこれが正解だと、自分の中で、所謂正しいルートを作りがちだが、現実には「これが絶対だ」なんて答えはない。それと向き合っている。 例えば、文学作品一つとっても、SF系、純文学系を並列的に読んだり考察したりと、より横断的な読み方をしている。それに合わせて統計学の勉強を進める。いろんな作業を横断することで、柔軟に保っておけるスペースが広がる。しかし、これを徹底しすぎると

      • 依存症について

        依存症の人は、依存先がたくさんあるんじゃなくて、依存先が極端に少ないことがあります。 じゃあ依存先ってのはなにか? ここでいう依存先とは、やることないなぁって時に暇を潰すための作業のことです。人によってはお酒かもしれないし、ゲームなのかもしれない。依存症の厄介なところは、依存先である行為ができないと、強迫的に神経質に陥ってしまうことです。禁煙中の人が苦しそうにしてるあれです。そしてここでは、いわゆる目に見える作業(ゲーム、タバコ、お酒)とは別の考え方という依存先についてお話し

        • 本があれば1人でも退屈しない

           今週は書類の処理に追われて忙しかったのもあり、ろくに小説も読めていませんでしたので、今日やっと、よしもとばななさんの「みずうみ」を読み始められました。     小説を読んでいると、独特な没入感が味わえるんですよね。アニメとか映画も没入するにはするんですけど、小説は小説なりの没入感があるというか。  作者によってストーリーのテーマ、構成が違えば文体も違います。この文体の違いってのがより没入感の魅力を引き出していると思うんです。だいぶ肩っ苦しい感じだと、それだけ身構えてしまう

        記憶することの重要性

          他人にイライラしてしまう人

          今回は「怒り」に関して僕なりに調べたり、考えたことをまとめていきたいと思います。 僕自身は自分で言うのはなんなんですが、イライラすることが少ないんです。いや、というより感情的になって怒鳴っちゃうみたいなのがないです。もちろんイライラすることもあったのですが、友人たちの話を聞いた感じだと、やっぱりイライラすること自体が少ない。高校生ぐらいの頃から心理学に興味を持って勉強を始めてからというもの、イライラすらも減っていきましたね。ですが、ここ1週間の間でも友達の愚痴話に何度か付き

          他人にイライラしてしまう人

          歯車を回しすぎるな

          神経症的な傾向にある人っていうのは、すごく平たく言うと、同じことばっかり考えています。うつ病の人のSNSを見てもらえればわかるんですけど、みーんなうつ病を治すためにはこうした方がいいとか、あーしたほうがいいっていうのをずっと考えているんです。誰かのために考えたり発信をするならば、自分への被害はないでしょうけど、自分のために分析を繰り返していると、永遠と自分を省みて、反省し続ける毎日です。 ここでいう歯車っていうのは、作業的な自閉感覚です。例えば作業を始めると、僕たちは集中し

          歯車を回しすぎるな

          あなたにはこの世界がどう見えますか?

           最近積極的にXを見るようにしていて、いろんな人の日常をこっそり追いかけています。本当にいろんな人がいて、趣味に没頭している人から悩みだらけな人までXにいます。良い時代になったなぁ。  そして僕が今回書きたいのは、人によってこの世界の見え方が全然違うってことです。毎日が楽しくて仕方ない人もいれば、ずっと絶望してる人もいますね。もちろんそうなった原因に、どうしよもない遺伝情報や、家族とのコミュニケーションで影響されることで作られた性格も考えられます。だけど、じゃあもう仕方ない

          あなたにはこの世界がどう見えますか?

          毎日が辛くて苦しんでる人へ

          https://note.com/modern_whale33/n/n18e0e8b4f273 前回の記事の続きを書きます。前回の記事は、考えを整理するために即興で書いたんでまとめられてないだけじゃなくて、とても読みづらいと思いまして、この記事では出来るだけ読みやすいように書き直し、余裕があれば付け加えて説明ができればなと思ってます。 この記事が神経症(強迫症、うつ病、不眠症)の方たちの元に届き、少しの間だけでも生きる活力になってくれれば幸いです。 僕も元々は不眠症がひ

          毎日が辛くて苦しんでる人へ

          受動的に生きることの余地について

          能動的に生きることとはなにか? ここでの考察に用いる能動性は人を中心として考えている。なので人に与えるといった生産的な意識を能動性と定義する。 逆に受動性は、人に与えられる余地である。 イメージしやすくするために、現実的な例で表すと、履歴書に自分がどれだけその仕事場で役に立つかをアピールする際、誰かに頼ったりする勇気を持つためには受動性が必要とされる。 あらかじめ説明を入れておくと、能動性と受動性の軸は決して極端ではない。つまり、さっきの例を用いると、「誰かに頼る」を一つ

          受動的に生きることの余地について

          ときど「東大卒プロゲーマー 論理は結局情熱にはかなわない」を読んで。

          (注意) この記事は書籍内容の要約を目的にしていません。 (懇願) ぜひゆっくり読んでいってください。 私立の小学校に通っていた僕は通学距離が恐ろしいほど遠く、母親が気遣ってDsをプレゼントしてくれた。そのDSにポケモンのソフトを差し込んで通学中に時間を潰していたのを覚えている。たしか中古で買ったソフトだったので、バグかなんかですぐに壊れてしまった。そんな挫折から始まったゲーム体験だけれど、それからもゲームは退屈な時間からしなければいけない課題まで忘れさせてくれた。 な

          ときど「東大卒プロゲーマー 論理は結局情熱にはかなわない」を読んで。

          不眠症の治し方③眠らない勇気

          不眠症を治す二つ目のポイントは、日頃から自分を大きくみせようとし過ぎないことです。 不眠症と何の関係があるんだと思われそうですが、根本的な原因はここにあるといっても過言ではありません。 不眠症の治し方②で記したように、不眠症の悩みが不眠症にあるとは限らんのです。眠れないから辛いんじゃなくて、眠れなくて辛い自分を自ら作り出しているのかもしれません。そしてその原因は、人間関係の悩みだったりします。わかりやすく嫌いな人がいるとか、怖い人がいるとかじゃないかもしれません。 一応付

          不眠症の治し方③眠らない勇気

          不眠症の治し方②

          前回の記事で書いた不眠症 を治すポイントに沿って説明していきます。 まず初めは、「不眠症を言い訳に目の前の課題から逃げようとしていないか疑う」です。 これにはアドラー心理学の目的論が関係しています。詳しくはめんどくさいので調べてほしいのですが、少し頑張って説明すると、「人間は感情を目的に応じて利用する」というものです。 「怒り」を例に挙げると、他者を手っ取り早く支配するにはイライラしていることが相手に伝わったほうが楽ですよね。理屈で相手を説得する自信がない時やそれがめんどい

          不眠症の治し方②

          僕なりの不眠症の治し方❶

          僕は中学生の頃から何が起こったのか、不眠症を発症してしまいました。私立の学校だったので、移動に時間がかかるってのもあり、毎朝6時半に家を出ていた僕は、不規則に不規則が重なる生活を繰り返していました。そしてその発症してしまった不眠症に、僕は長く苦しめられることとなったわけです。 具体的にどのような睡眠サイクルを送っていたかというと、2、3時間の睡眠で眠い目をこすりながら学校の授業を受け、家に帰りようやく眠れると思ったら、体はだいぶ疲れているのにも関わらず、その日もなかなか眠れ

          僕なりの不眠症の治し方❶