【連作短歌9首】バイクに乗っているとき

2024年6月17日。

先週末は配達のアルバイトに従事しており、ずっとバイクに乗っていました。

運転中に短歌を作ったので載せます。ビィ゙ーン（ホンダ・ベンリィの静かなる排気音）。

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バイクに乗っているとき

🏍脳内でヒットチャートを延々と再生バイクに乗っているとき

🏍恋人と一緒に行きたいレストラン見つけたバイクに乗っているとき

🏍あの時のあの発言はいかがかと反省バイクに乗っているとき

🏍少年を殺してしまう想像をしているバイクに乗っているとき

🏍何者か俺をつけてるやつがいる妄想バイクに乗っているとき

🏍雨降りが十倍不快なぜならば俺はバイクに乗っているから

🏍ハレの日の食事を運ぶジョブだからお客さんはみんなスマイル

🏍二段階右折が義務付けられており直進または左折してたい

🏍法定速度守って走りウスノロと思われようが我が道を行く

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50ccの原付バイクって30km/hの速度しか出してはいけないことになってるんですが、実際にそのルールを守って走るとかえって危険だったりします。

二段階右折もすべき道とそうでない道とそもそも右折不可だったりする道があって混乱している。マジで最悪なことに、道路に慣れない状態で運転しているので何度も後続車にクラクションを鳴らされている。危なっかしい運転して本当に申し訳ない……。申し訳ないと思っているんです。

🏍少年を殺してしまう想像をしているバイクに乗っているとき

自分の心に正直な歌。加害者になってしまうことへの恐怖感を強く持っているんですが、バイクに乗るとその気持ちが増大する。

お読みいただきありがとうございました。