見出し画像

気を使う相手は誰?

趣味=妻と言っていたのに、サインを見逃し過ぎて「離婚したいからお金と親権の話をしよ」と三行半を突き付けられた”まだ夫”です。離婚話のショックから立ち直るまでの話です。ちなみにまだ離婚には至っていないです。

もう疲れた・・・

『もう、あなたに気を使いたくない。気を使わないでいいはずの家族に気を使うのは、本当に疲れる・・・』
離婚に向けた話をしている最中に言われたひと言だ。
妻の中では、家族や仲のいい人には、気を使わない。使わなくていい。と考えているようだ。
気を使わないというのは”素”を出せる、”キャラ”を演じないなどを指していて、”本当の自分”でいられる相手であると。
全員から嫌われたくない妻からしたら、”外に出ること”がすごいストレスになっていたのだろう。妻は会議や出張が多く、”初めまして”の人に会うことが多い。仕事の付き合いで社会的立場が上の人や年齢が高い人との交流も多い。こういう場では、好かれるキャラを演じながら、仕事をしているのだろう。その場にいる人数が多いほど、気疲れして精神力の消耗が激しい。
だからこそ、自宅に帰ってきたら、地元の友達を遊ぶなら、”素”で”気を使わないで”で過ごしたいのだろう。
私のすべてを許容して受け入れてほしい。と。それが家族であり、親友なんだと。

気を使う相手は誰?

私は、どちらかというと気を使うべき相手は、自分に近しい人と考えている。私からの距離が離れれば、離れるほど、嫌われても一向にかまわない。
まずは私の手の届く範囲を大切にしたい。
素を出せるというのは大切だと思うけど、素を出せる=気を使わないでは、全くない。
親しき中にも礼儀あり。心安きは不和の基。の言葉を大切にしたい。
自分らしくいられるために、自分の周りは自分の好きな人がいっぱいいてほしい。
素を出せるって自分勝手なことをすることじゃない。
近い人と遠い人。どちらを大切にするのかと言われたら近い人。
遠い人には嫌われてもしかたがない。だから好かれようが嫌われようが気にしないで素の自分で接する。私が私の好きなように接する。
これが意外にも好かれる。という不思議な現象に陥る。
もちろん、生意気・自分勝手とすごく嫌われることもある。嫌われる方が多いかな。
でも、好き!と言ってるくれる人も確実にいる。
飾らない私を好き!と言ってくれるのだから、仲良くなりやすい。
その分、仲良くなったら、気を使うようになる。嫌われないように気を使うのではなくて、もっと仲良くなれるように気を使う。
どんなものが好きなのか?何を欲しがっているのか?何をしたら喜んでくれるのか?を気にするようになる。

仲良くなるアプローチが違った。

妻は、みんなと仲良くしたい。それこそ全員と。
いったん全員を受け入れてから荒い目のふるいにかけていく。ゆっくり時間をかけて目を細かくしていく。
ひとつひとつ自分を出していき、素をどこまで出していい人か慎重に見極めながら交流を深めていく。ゴールに辿り着いて心を許した人には、とことん許す。
私は、自由にふるまい、それを許してくれる人と仲良くなる。
はじめに相手に選択してもらう。こんな私と仲良くしたい?できる?と。
合わないと思った人とは積極的に関わらないし、向こうも関わってこない。
お互いに心を開いている状態からスタートするので、仲良くなるのが早い。心を許した人にはとことん許す。

結局、心を許した人にはとことん許すので夫婦でゴールは同じ。
うーん。結局ここでも価値観の違いが出てくるのか・・・
ほんとに、とことん合わないな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?