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#04 ベターな金ETF&金投資信託を見つけるまでの長い道のり①

結論からいうと

結論からいうと、「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」が金を投資対象としたETF・投資信託の中で現時点で一番無難な銘柄だと考えています。

理由は2つ。①信託報酬が0.1838%と競合する金ETF&金投資信託なかでも並外れて低い水準であること、②金現物の裏付けがある金ETFを投資先としていると考えられること。

この投信は今のところSBI証券と松井証券で購入可能です。さらに両社とも投信マイレージとして0.0220%が還元されます。また、100円から購入可能なので金の投資先としておススメだと思います。

しかし、なかには複数の証券会社に口座を作りたくないなどの事情でSBI証券や松井証券との取引が難しいという方がいらっしゃるかもしれません。

そのような方にとっては私がしてきた遠回り(分析に時間を費やしたというより不注意が主な原因)がひょっとしたら参考になるかもしれません。その過程を以下、数回に分けて記していきたいと思います。

投資信託を「ゴールド」で検索してみた

私は先日、auカブコム証券で金投資信託5銘柄分の積立設定をしました。
(※)なぜこのような奇妙な投資をしたのかの顛末については、以下の最後の部分をご参照ください。

毎日口座引落される積立設定をするのはとにかく時間がかかります。合計100回分(=1カ月の取引日約20日分×5銘柄)の設定が必要になるのですから。設定1回当たり20秒で終わらせても30分以上かかります。

そのため、投資信託の名前を「ゴールド」で検索してヒットしたものを信託報酬の大きさを確認しただけで積立設定したのです。

1銘柄につき月3千円ほどという少額の投資とはいえ、このように自分が投資する先の情報をロクに確認もせず投資するやり方は全くお勧めできないので絶対にマネしないでください。

さて、改めて目論見書をしっかりと読んでみることにしました。積立設定をした投資信託は次の5本です。信託報酬が高いものは投資対象としたくなかったので、とりあえず信託報酬が0.8%を下回るものを選んでいます。

  • ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)

  • Tracers S&P500ゴールドプラス

  • iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)

  • SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)

  • Smart-i ゴールドファンド(為替ヘッジなし)

この中に異質なものが含まれていることに気がつきました。

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