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【SFC・DQ5】ちょっと残念だった仲間たち3/3

※2023年末にレトロゲームの記事を読み、
 触発されてゲームに関する記事をたまに書くことにしました。
基本的にネタバレです。

3.ゴーレム

物語後半は敵が強力になる一方で仲間モンスターの力の伸び悩みが重なり、戦闘で苦戦を強いられることがしばしばあります。仲間にできる強いモンスターもいるのですが、仲間になる確率が低く解決策になりません。

そのような状況においてHP、攻撃力、守備力が高く、仲間になる確率が高いゴーレムは非常にありがたい存在です。パーティー加入後、即第一線で活躍してくれます。

LV20で習得する「めいそう」はMP消費なく自身のHPを500回復させる驚異の特技。対ミルドラース戦まで大活躍してくれます。ゴーレムのおかげでミルドラースに勝つことができた人もいるのではないでしょうか。

このようにパーティーの要としてなくてはならないゴーレムですが、しかし、クリア後に入手できるあるアイテムの存在によりその存在価値が一変してしまいます。

そのアイテムとは、隠しダンジョンで入手できる「戦いのドラム」です。

戦いのドラムは使用すると味方パーティー全員の攻撃力が2倍になるという道具です。この道具を使えば通常の戦闘であればほぼ一撃で敵を倒すことができます。

そのためダメージを受けることなく相手を全滅させることができる、はずなのですがゴーレムはあまりにも動きが遅いのです。先制攻撃でダメージを喰らうことなく全滅させられる相手から余計な一撃を喰らってしまいます。

ラスボス戦においては凍てつく波動を受け、せっかくのバイキルト効果が消滅した後に攻撃することに。なんとも間の抜けた印象をどうしても受けてしまいます。

すばやさが2倍になる星降る腕輪を装備してもLVがMAXの状態で114。エスターク(すばやさ85)を上回るものの最終形態のミルドラース(すばやさ120)とはほぼ互角で、機先を制して攻撃できるか微妙なところ。

それだったらもっと素早い他のモンスターを使おうかなという気になってしまいます。パーティーが一番厳しいときに屋台骨を支え続けてくれた存在だけに非常に残念です。

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