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【SFC・DQ5】ちょっと残念だった仲間たち1/3

※2023年末にレトロゲームの記事を読み、
 触発されてゲームに関する記事をたまに書くことにしました。
基本的にネタバレです。

1.キラーパンサー

幼い頃の主人公と冒険を共にした数少ない仲間であり、異国の地で奇跡的な再会を果たしたキラーパンサー。町の人からは“地獄の殺し屋”とあだ名され怖れられる存在でもありました。

主人公とは特別な絆で結ばれた仲間でありながら、しかし能力的にはかなりイマイチな感じ。HP、ちからは高く基本的な戦闘力は十分なのですが、呪文を唱えられず習得できる特技も大したものはありません。

ネックになるのが防御力。みのまもりが150。人間のフローラが170であることを考えると、この数字はかなり微妙な数字です。

そして盾を装備することができません。水鏡の盾(防御力+55)やオーガシールド(+48)を装備できる仲間に大きく差をつけられてしまいます。

さらに痛いのが属性耐性が皆無なこと。ザキ系や攻撃補助呪文に多少耐性がありますが、あとは100%ダメージを喰らいます。終盤は攻撃魔法やブレス系を使う敵が多くなるため前線に出せなくなります。

数少ないアピールポイントであるすばやさも、あまりにも高すぎるため、味方全員の攻撃力を2倍にしてくれる戦いのドラムを使用する前にフライングで敵に攻撃してしまうこともしばしば。

物語が進んでいくにつれ活躍できる場がどんどん減っていきます。一番光り輝いていたのが幼年期の主人公と冒険したときと考えると寂しい限りです。


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