80代から90代への橋渡し
発達障害の女の子のお母さんです。
長いお付き合いの農家の80代のおばさまが、
枝豆を作っています。
毎年、まだ根っこや土のついた採れたての
枝豆をたくさんいただきます。
これを娘がもぎ取ります。
(支援学級に在籍の中学校で給食の枝豆で、
この作業を経験したそうです。)
娘の好きな食べ方は、、、
⚫︎茹でてそのまま塩で食べる。
⚫︎茹でたジャガイモを潰し、枝豆と明太子とマヨネーズと合わせる。
⚫︎もち米と白米同量を出し昆布で炊飯し、枝豆と
塩昆布でモチモチおにぎりにする。
どの料理も娘に少し参加してもらうのですが、
やはり枝豆もぎは淡々とこなしています。
そして、作ったものは90代のおばあちゃまに
メッセージをつけてお福分けします。
90代ともなると、食も細いのですが気持ちを受け取って喜んでくれます。
おばあちゃまの橋渡し、これが、
人が喜んでくれることをする貴重な経験になっています。
80代のおばさまも、90代のおばあちゃまも、
発達障害を全く話題にせず、ただ喜んでくれます。来てくれただけ、顔を見せてくれたけで
嬉しいと言い、娘にも私にも、同じように接してくれます。気遣ってくれます。
子育てにもアドバイスなどなく、話に耳を貸してくれて癒される存在です。
おばあちゃまたちに感謝です。
お母さんにとって、存在を受け止める優しさの
お手本です。いつまでもいてくれるだけで良い、
こんな風に思われる人は素敵ですね。