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三歳児健診後から入学前に耳の検査を

発達障害の女の子のお母さんです。

前回、就学前健康診断の付き添いについて書きました。
その中の項目にある聴力検査について。
生まれてすぐの赤ちゃんは、産科で新生児聴覚スクリーニング検査(ABR)を受けます。
音反射による脳の波形で、大まかに聴力の有無を確認します。
3歳児健診では耳元で指をこすり合わせる音を聞かせたり、言葉をオウム返しさせることで異常がないかを再度確認しています。
就学時健診でも簡易検査が用いられています。

娘の場合は、3歳児検診がうまく受けられませんでした。発達障害と診断される前の親子共に暗黒の時代。
(視力検査では検査メガネを壊してしまいました。この状態ではどこの眼科にも行けそうにないので、日常生活で見えているようなので、特に何もせず)

聴力について
幼児期は頻繁に耳鼻科へかかっていました。
三歳児健診がうまく受けられなかったことを相談し、その場でできる耳に圧力をかける検査をしたのですが、じっとしていることも、触れられることも嫌がり、検査がうまくいきませんでした。
私が「聞こえる?」と小さな声で聞くと
「聞こえません」と返す娘。
それはバッチリ聞こえてるよね、、問題ないのでは?と思いましたが、、、
医師からは発達とは別に聞こえの問題をきちんと調べては?と聴力検査のために大学病院を紹介されました。

この検査は、眠った状態で受けるため、
小学校入学してからとなると、場合によっては
学校を休んで受けることになるので、その前に
しておくこととなりました。

検査結果は聞こえの異常はなし。安心。
(当日の眠らせるための坐薬が大変でした。
娘は大暴れ、汗と涙でぐったり疲れてはて眠り、看護師さんも私も汗だく。。)

聞こえているけど、おかしな反応をする場合は
やはり発達の問題と絞ることができます。
聞こえると、理解できる、は違うので、
その後の対応も変わってきます。

学校は休まずに行ってほしいので、就学前に済ませたことは良かったと思います。
人の話を聞いてない、聞こえていないのかな?と気にしなくていいのも、その先にずっとつながります。
聞こえているけど、理解できないのだから、
わかりやすく伝えることを親もまわりも気をつけるようになります。(言葉の工夫、視覚で伝えるなど)

娘のように、大学病院に行かなくても、耳鼻科で受けられる検査を受診できるのであれば、一度受けてみるのも安心のひとつに繋がると思います。

学校生活への心配ごとはつきませんが、
安心が増えるとお母さんの気持ちが落ち着きます。
落ち着いた穏やかなお母さんでいたいですね。


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