受験当日、緊張しなかった理由

受験後、アンケートや取材などで中学受験を振り返る機会がありました。

そこで質問されて印象的だったこと。

受験当日、私は緊張していたけど、長男は全く緊張していなかったと話した時に

『お母さんの緊張の理由はなんですか?』

ときかれたこと。

ほんまや、なんで私が緊張したんやろ。

緊張が伝染したとかでなく、受験をするわけでもない私の緊張は何だ?

頑張ってきた長男を信じていなかった?

合格しないことへ恐怖があった?

本人以上に緊張したのは確か。

逆に何故長男は緊張しなかったのか?

元々メンタル最強、運と勘で生きているタイプだけど。

本人に聞いてみました。

『合格するのわかってたから緊張しなかった』

・・・。

そこか。

長男には実感があったのだと思う。

たくさんの模試やテストを受けて、

自分の強いところ、弱いところを把握して、

弱い部分の克服に取り組んだ上での勝算。

過去問を解き、傾向を把握して、

自分にはどの程度できるかを、

頭と心と手と目で

実感していたのだと思う。

私は、模試、テストの解答と結果のデータでしか勝算を確認できていない。

だから緊張したのだと思う。

自信。

自分がやってきたことへの根拠ある自信。

勉強しているのを、頑張っているのを見ていただけの私には自信にならないのだ。

彼がその自信をつける大きなチャンスは夏休みだったと思う。

やり切った夏休み。

緊張しやすい次男がもし中学受験をするなら、

緊張対策は夏休みにアリ!

と言いたい。

これだけやって無理なら仕方がない!て潔く諦められるくらいがんばろう!

と言いたい。

逆に、夏休みにサボったら、その事実に受験当日足元をすくわれる可能性があるよと。









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