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結婚式の裏側『キャプテンのプレッシャー』

私は、勤めている結婚式場で『キャプテン』という
立場です。

キャプテンとは
新郎新婦様の近くに寄り添いつつ、披露宴全体の指揮をとる現場責任者です。

詳しく説明してしまうとかなり長くなってしまいますので、ここでは割愛します💦

私は、キャプテンが担う責任を大きく分けると2つあると思っています。

・何事もなく、無事に披露宴を結ぶこと。
・時間通りに披露宴を結ぶこと。

一つ目は言わずもがな。
何時間もかけて完璧な準備、打ち合わせをして本番に臨みます。
それでもアクシデントはつきもの。
それに対して、柔軟にかつスピーディーに対応し被害を最小限に食い止めます。

問題は二つ目。
その地域によって異なりますが、
披露宴は2時間半〜3時間が一般的です。
披露宴は決められた時間内に結ばなければなりません。

例えば
・遠方から新幹線で来ているゲストの方は、
 帰りのチケットもとっているかもしれません

・2次会のお店の予約時間を過ぎてしまえば、
 そのお店に迷惑がかかってしまいます。

・披露宴が遅れれば、その分の光熱費や人件費が
 余計にかかってきます。

披露宴が予定より遅れていると言う状況で、
終盤に近づいてくると、上司の目が非常に痛いです😓

15分以上押してしまうと、披露宴終了後なんとも言えない重苦しい雰囲気が待っています。

あの雰囲気は何回経験しても、慣れないですね。

新郎新婦やゲストの方々が満足したからいいじゃないかって思うのですが、

『どんな披露宴も、お客様の満足度を下げずに定刻で結ぶことができるのが一人前のキャプテンである。』

師匠が私がキャプテンを目指すときに口にした
この言葉。

私がキャプテンをする上での心の指標となっております。

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