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第4回 本当に思ってるの?

これは私の知り合いの話。
何にでも話を合わせてくる人がいる。
本人にその自覚があるのかは分からないが少し不愉快だ。
自分に芯がないのか言うことがコロコロ変わったり、ノリを強要してくる。
変に「わかる〜」とか連発するから本当に分かっているのかと思ってしまう。
違う友人と野球の話をしている時に急に割り込んできて知ったかぶりをされたこともあった。野球を知らないのになぜ入ってこようと思ったのか不思議である。話したかったのかな。
何が言いたいかと言うと聞き上手な人は話を合わせるでもなく知ったかするでもなくうまい具合に肯定しながら話を聞いてくれる人なんだと思う。

私も以前聞き上手を目指しており、下手な共感や肯定をしすぎていた。相手を不快な気持ちにしていたのだと今は反省している。
知ったかや下手な共感はせずにその人と向き合って話すようにしている。
そのおかげで以前より自然に会話ができるようになった。
この知り合いは過去の自分を見ているようで不快に感じるのかもしれない。
「本当に思ってるの」は私が過去に実際に言われた言葉である。
しかし、私にこれを言う度胸はない。
この言葉をくれた友人には感謝している。

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