【エーテルゲイザーCBT】アクション編PART1 アクションゲーム戦国時代に降り立った新星、その中身は〇〇だった…(10月18日時点プレイ記事)

世界レベルの戦場に、ヨースター来る!

今やアクションゲームとはPS等の専用ゲーム機だけのものではない。2016年、「崩壊3rd」を皮切りに、今日まで数多のアクションゲームがスマホ向けに開発されてきた。そして現在、スマホアクションゲームは「原神」を筆頭に一国、そして世界のセールスランキングを脅かす巨大勢力に成長した。
わずか数年でメジャーコンテンツに進化したこのジャンルに、「アズレン」で有名なヨースターも遂に参戦を表明。そのタイトルが、このエーテルゲイザーなのだ。

ほう、面白そうではないか…

かくいう私もスマホアクションのヘビーユーザー。ゲーム歴20年にもかかわらず現在のメインタイトルはスマホ限定配信の「パ二シンググレイレイブン」。休日は朝起きたら真っ先にアプリ画面を開き、出撃準備に入る。
義務だからではない。好きだからやっているのだ。
そんな私がこのタイトルに飛びつくのは必然であった。そして、幸運にもCBTに当選し、プレイの機会を得た。
このレビューは前後編の前編となる。

アクション指南、国常立編!

さて、このゲームを簡単におさらいしよう。エーテルゲイザーは、ガチャでキャラクターを収集するソーシャルゲームの要素と、実際にキャラを3Dのフィールドで操るアクションゲームの要素を併せ持つ。
この内、ガチャに関しては先日の以下の記事で取り上げている。参考にしてほしい。

今日はアクションについての記事だ。読者の皆様が分かりやすいよう、実際のプレイをお見せしながら解説しよう。今回は以下のチュートリアルステージを使用する。操作キャラは以前の記事で手に入れた国常立だ。

 出撃前画面。このゲームてはキャラクター事にチュートリアルが用意される。安心安全の研修体制だ。


筆者はプレイ動画で見ていたが、実機プレイがこれが初。そして、一番使う事を待ち望んだキャラである
「早く使いたい!」期待のあまりこの時作戦準備ボタンを連打していたのは内緒にして欲しい。


回避時の油断は禁物だッ!


プレイ画面。右は移動用のスティックのみ。アクションは左側のボタンに統一。


こちらが実際のプレイ画面。後方視点で手前の自キャラを操作し、奥の敵を倒すのだ。まずは通常攻撃。いたって簡単。剣のボタンを押すだけだ。さっそくやってみよう。

通常攻撃。連打するだけで技が繋がる。

成程。攻撃動作は速く、攻撃後の硬直も短い。これならば通常攻撃は積極的に行った方が良さそうだ。なお、彼女は身軽な忍者なだけあり、長い手足をフルに使う通常攻撃モーションはまるで美しき舞を見てるようである。「ふつくしい」…それを見ながらニヤニヤしている筆者はオタク以外の何物でもない。

回避直前の場面。赤い円の範囲内が攻撃に晒されるゾーンだ。

次に回避のチュートリアルだ。このゲームの回避には特徴があり、敵の攻撃が当たる直前に回避すると、敵の動きを強制減速させることが出来る。強制減速といっても実際は数秒間ほぼ止まった状態であり、敵の攻撃ダメージ判定も消滅するため実質チャンスだ。アクションゲーマーの間でお馴染みの「ジャスト回避」である。これはアクションゲーマーの筆者なら出来なくてはならない。いざ、回避!

回避失敗!キャラが転倒するだけでなく、しっかりとhpが減っている。

グハッ!

なんと回避失敗。しっかりタイミングを意識しなければ、容赦なく敵の餌食となる。キャラは転倒しているのに、回避ボタンのところが入力表示されているのが何よりの証拠である。「こんなはずでないのに!」回避ボタンを連打する筆者。この男、悔しさのあまり冷静さを失っている…
だが、一度の失敗で折れるほどやわではない。一度目の失敗は2回目で成功して取り返すのみだ。さあ、気を取り直してもう一度!

回避成功。周囲が暗くなり、敵を攻撃するチャンスタイムに。

今度は成功した。しっかり目視していれば、回避効果を狙って発動することは容易であろう。安心のあまりつい声が出るが、まだ休憩は出来ない。チュートリアルステージの肝はここからである。

すみません、スキルが目で追えないのですが!

次の紹介する要素はスキル。このゲームのキャラクターには基本的に3つのスキルが用意されており、これを次々と放ってダメージを与えていく。ただしクールタイムが存在するので、連打は出来ない。条件次第でクールタイム短縮を行うキャラクターも存在するが、基本的には通常攻撃で持続的に削り、スキルで瞬間火力を狙うのだ。では、国常立のスキルを使ってみよう。


スキル1。その速さはシャッタースピードを置き去りにする。

速ッ!?

画面の指示通り、スキル発動に成功。しかし、スキル中の動きが速すぎるあまり、なんと撮影した時には残像しか残らなかった。
あまりの光景に苦笑いする筆者。ドラゴンボールのヤムチャの気持ちが少し理解出来た瞬間である。
その後もスキルの紹介は続き、通常のキャラクターが3つの所、彼女は4つのスキルが発動できた。筆者も出来る限りの操作スピードで急いで撮影した結果が以下のようになる。まずは1つ目だ。

スキル2。またしても異次元のスピードであり、彼女の周りの空間が歪んでいる。

またも残像のみ。実はこの時、画面内を凄まじいスピードで駆け回るのだが、如何せん速すぎて3人称カメラで追いきれないのだ。「…これは無理ゲーでは?」彼女の身体にGOPROをつけて撮影した方がよいだろう!というのが正直な感想である。

スキル3 切り上げが攻撃の初動となる。

ようやく撮影成功。このスキルは彼女がその場で縦に回転して一人の敵を切り刻むものであるため、カメラに収めることが出来た。撮影全失敗を回避したが、まだまだ胸をなでおろしている余裕はない。次のスキルが控えている。

スキル4、忍法を唱え、この後長距離爆弾を発射する。

これが最後のスキルである。地上で印を結んでいる姿が映っているが、実はこれは爆弾を作っており、この後ロックオンした敵に投げつける中々物騒な技である。しかも、射程は全スキルで一番長い。
これならば、通常攻撃や他のスキルが使えない距離でも一方的に差し込める。
「これは悪さが出来そうだな…」将来の遊び心が広がるスキルを前に、筆者はゲスい笑みを浮かべたのであった。

奥義の使い勝手は悪くない

さて、チュートリアルも次が最後の紹介要素となった。その名は奥義。いわゆる必殺技に相当する要素である。当然、発動コストはスキルよりも重く、まず奥義ゲージを貯めなければならない。ゲージの溜め方は時間経過の他、攻撃でも溜められる。これが最大まで溜まると、以下のように黄色の枠で強調された奥義アイコンが出現するのだ。

奥義発動可能画面。左側の黄色で強調されたアイコンにご注目。

この状態で奥義ボタンをタップすれば、発動する。
筆者は発動ムービー自体は知っているものの、自分で発動操作するのはこれが初だ。
さあ、その使い勝手や如何に。期待と不安が入り交じる中でボタンを押すと…

左側の拳にエネルギーを溜め…

「これが…忍びの術よ…」


命中!

必殺技発動!難しさは全く無く、ワンクリックで終了まで全自動で行われる。ダメージ発生はムービーカットが終了してゲーム画面に戻った瞬間。発動後も特別使いにくい硬直などは無い。危ない状況ならば回避は間に合うだろう。筆者を含む脳筋プレイヤーにも安心の仕様だ。発動後の硬直に反撃をくらい「やめて!死んじゃう!」となる事態はないであろう。
必殺技の使用感に信頼を覚えて頷いた所で、チュートリアルステージは終了となった。

良くも悪くもアクションの基礎に忠実


戦闘終了画面。シャッタータイミングが早かった影響で、少し画面が暗くなっているが…


さて、以上が今回の紹介内容である。アクションの流れを纏めると、まず通常攻撃でコツコツダメージを与える。敵の攻撃を回避するとチャンスタイムが生まれるので、そこにスキルで瞬間火力を出す。奥義は溜まり次第発動し、敵を倒しきればクリア。実は筆者、この流れには既視感がある…

これ、ヨースター版の崩壊3rdでは?

そう、記事の冒頭で上げた、スマホアクションゲームの先駆者、崩壊3rd。基礎設計そのものは全く同じである。良く言えば、それだけ昔からのユーザーはとっつきやすい。
とはいえ、あちらは6周年のビッグタイトル。こちらはまだグローバルリリースすらされてない新作である。名作を真似るのは良いが、そこに独自の新要素を加えなければ、シェアを奪うのは難しい。
「悪くは無いが、最後のひと押しが足りないな」
この時点での採点では60点程といった所だ。正直、もっと高得点を期待してたので、少し寂しい結果ではある。

なお、エーテルゲイザーはこれでは終わらず、後にこの評価を覆す出来事が起こるのだが…
それについては、後編を楽しみにしていただきたい。

次回予告。この演出は一体…!?

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