オデッサ 観劇記録 (2/24昼公演)
「通訳」というテーマを使ってこんなに面白い脚本、舞台を書き上げられるんだ〜!演出も出来るんだ〜!凄っ!!
コメディとうたわれてるけれど「ほんとに笑えるのかな?」そんな風に疑っていたけど、初っ端の上演前挨拶から笑わせられて、台詞の間も、テンポも良くて「コメディというのは嘘じゃなかった…」って感心させられたの、初めてかもしれない。
さすがは三谷幸喜。
登場人物は英語しか話せない人、日本語(鹿児島弁)しか話せない人、そして通訳できる人の三人のみ。
英語の台詞が背景に訳されて映し出される演出は斬新。タイミングとか稽古積まれたんだろうなー。
役者さんそれぞれ演技も言葉も達者なんだけど、柿澤勇人さんのコメディセンスにはびっくりした。
柿澤さん=ミュージカルの人って先入観あったし、舞台で歌が聴けないのはもったいないと思っていたけど、歌がなくても全然いける。面白かったし楽しかった!
今どきの若者像を風刺しつつも、どこまでもポジティブな姿勢に元気もらえた気がします。
観ながらいろいろ結末を推理するんだけど、
見事に全部はずれました。
悔しい、けどスッキリ。
結末まで全部知った上でもう一度観たらどー見えるんだろう…。いや、もう一度記憶失って初めから観たい気もする。
兎にも角にも面白かった!