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ポーランド旅行⑩(ドイツ/ノイシュバンシュタイン城)
ワルシャワショパン空港
夜中2時(夜中2時!?)に起きてお迎えの車で空港に向かいます。
なるべく長い時間ドイツを楽しむためにワルシャワを早く出ることにしました。
飛行機でミュンヘンへ飛び立ちます。
本当に本当に楽しかったポーランド!
沢山の思い出たちと一緒に飛行機に乗り込みます。
フラウエン教会
9時ごろにはホテルにチェックインできたので、少しミュンヘンの街を歩いてみます。
隣の国とは言ってもポーランドとは全然違う街並みです。
まずはフラウエン教会に行ってみました。
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二つの塔が合わさったような形が特徴的です。
遠くからでも見えるほど大きいので、道に迷うことなくたどり着くことができました。
「窓を作ってはいけないと約束をしたにも関わらず、窓を作ったことに腹を立てた悪魔が地団駄を踏んで足跡を残した」という伝説があり、フラウエン教会にはその悪魔の足跡があります。
また、悪魔の足跡がある場所から前を向くと、柱に隠れて窓が一つも見えなくなるという面白い仕掛けもあります。
それを見るべく教会に入ってみたところ足跡が見当たりません。
よく見ると足跡の上に何かの案内の看板のようなものが置いてありました。
足跡目当てで来る観光客の混雑を避けるためにそうするのでしょうか。
少しがっかりで教会を後にしました。
マリエン広場
フラウエン教会からすぐのところにマリエン広場があります。
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「THE・ヨーロッパ」な建物を見て、ドイツに来た〜!と実感しました。
ここはミュンヘンの中心地なので観光客が沢山いました。
ノイシュバンシュタイン城について
さてこの日のメインはノイシュバンシュタイン城に行くことです。
ノイシュバンシュタイン城はフュッセンにある世界的にも有名なお城で、ドイツの観光地の中では最も人気のあるスポットの一つです。
19世紀のバイエルン王ルートヴィヒ2世によって建築されました。
彼は幼少期をホーエンシュヴァンガウ城で過ごしており、徐々に自分だけのお城を築きたい、と思うようになりました。
彼は戯曲やオペラ、建築に魅了され、同時に国王として孤独を感じていたため、城を築くことで自分だけの理想の世界に没頭するようになります。
ノイシュバンシュタイン城はディズニーのシンデレラ城のモデルにもなっています。
彼は1886年にシュタルンベルク湖で最期を遂げました。
死の詳細は未だに不明のようです。
城は彼の死の直後、一般公開されるようになりました。
ミュンヘン→ノイシュバンシュタイン城
往復7時間の列車の旅となります。
ミュンヘン中央駅で列車のチケットを買い、電車に乗りました。
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ミュンヘン中央駅→Buchloe→Füssenの順に電車に乗り、Füssenからはバスに乗って城に向かいます。
バスの待ち列がとても長かったので乗れるか不安でしたが、2台で出発したので全員乗って出発できました。
2時過ぎに最寄駅に到着し、レストランに入ります。
レストラン
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ミュンヘンに帰るのは夜遅くなってしまうため、唯一のドイツっぽい食事です。
ちゃっかりドイツビールもいただきました。
マリエン橋
まずはお城を外から綺麗に眺めるためにマリエン橋を目指します。
Googleマップだと徒歩30分とのこと。
歩き始めたは良いものの、だんだん状況が怪しくなってきました。
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足を90度くらいに上げなければいけない道があるほど、ガチの「登山」コース。
人も全くいないので不安になります。
引き返すこともできず信じて突き進むと沢山人のいるアスファルトの道に合流できました。
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マリエン橋には、列に並んで順番に入れます。
結構高さがあり、高所恐怖症の私は足がすくむレベルでした。板の上を歩きますが、板がしなっていて割れて落ちてしまうのではないかとヒヤヒヤしました。
なかなか顔を上げられず、下を向きながら歩いていましたが、顔を上げると、、、、
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なんとも形容し難いほどの絶景が広がっていました。
荘厳な美しさとでも言えば良いのでしょうか。
一生忘れることのない景色です。
ノイシュバンシュタイン城内ツアー
夕方からは日本で予約して行ったツアーに参加します。
ツアーまで時間があったので城の周りで写真を撮ることができました。
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城内のツアーは予約者全員で1人1つ音声ガイド機器を持ち、先導者と一緒に回ります。
外観の綺麗さに驚きましたが、中ははるかにゴージャスでした。
中では写真を撮ることができないですが、勉強熱心だったルートヴィヒ2世による様々なこだわりを見ることができます。
特に印象的だったのが「王座の間」と「歌人の間」です。
王座の間は、入った途端、眩しい!と感じるほど金色に輝いています。キラキラした豪華な部屋にうっとりしてしまいました。
動物や自然、神話などの絵が部屋一面を取り囲んでおり、どこを見てもこだわりを感じます。
歌人の間は大広間となっており、ゴージャスで、かつ厳かな雰囲気を感じました。
他の部屋ではメインの場所には人物が描かれていることが多かったですが、この部屋では正面の壁に森林が描かれていました。
装飾がかなり豪華であるにもかかわらず、静かな草木の絵があることでその対比により緊張感が生まれ、独特な雰囲気が漂っていました。
私はこの森林の絵がとても気に入りました。
城の中から見える壮大な景色も素晴らしかったです。
柱に囲われて、まるで額縁に入った絵のように、現実なのか目を疑うほどの瞬間です。
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ここに行く方がいれば外から見るだけでなく中のツアーも絶対に行ってほしいです。
(とても人気なのでチケットは事前に予約した方がいいです。この日、着いたころには当日のチケットが売り切れていました。)
誰かに見せるためではなく、ルートヴィヒ2世が自分だけのために作ったお城、というところに、その豪華さのリアリティを感じ、感動しました。
やはりファンタジーよりもノンフィクションが好きです。
感動的な一日を過ごし、電車でミュンヘンまで帰ります。
次の日はほとんど帰るだけになりますが、朝に市場に行きましたのでその様子を次の記事に書きたいと思います。
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