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異世界転生ものが流行るのもわかる気がする

 最近は異世界転生ものの小説や漫画をよく見かける。きっと流行っているのだろう。自分は読んだことがないけれど、流行の理由もわかる気がする。

 なぜなら、現世に希望がなさすぎる(ように感じる)日々だから。

 ここ数年というもの、戦争、コロナ、地震……といった、自分ひとりの力ではどうにもできない、大変な出来事が立て続けに起こっている。

 日々の生活の中でも、小さな悲しみは降り積もる。食料品が値上がりしたり、それなのに給料がカットされたり。

 そんな中でも、自分の努力次第でよい方向へ変えられることはたくさんあると、わかっている。それに、そもそも自分は恵まれている。生きている。衣食住もある。あとは自分の考え方次第なのだ。

 とはいえ、どうしても夢見てしまう。もっと素敵な場所がどこかにあるのではないかと。そんなところへ行けたらいいのにと。

 異世界転生ものが流行るのは、そういうことだろう、と勝手に思っている。 

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