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手帳をはじめたきっかけ

私は今、システム手帳を使うようになったのだが、それがとても楽しいので、そもそも私はなんでこうやって手帳好きになったっけ?と振り返りたくなり、noteを始めるきっかけづくりとして思い出しながら書き連ねていこうと思う。

元々学生の頃から綴じ手帳は買っていて、大学の頃は講義とか、行事などのイベントがあるから、その予定やらを書き込んでいたと思う。
それも友達が手帳で予定を管理しているから、「それ、いいなあ、私も手帳で予定を管理するデキる女になりたいな」なんていうちょっとした友達への憧れがきっかけだったと思う。
デキる女、を目指すわりには可愛い絵柄の表紙を使っていた気はするが。
だけどせっかくの手帳なのに、人前で開くことをあまりしていなかったような気がする。恥ずかしさの方が勝ったのか、自宅で開いては日記を書くことがメインになり、そこでマンスリーを開いて予定を確認、なんてことをしていたようにも思う。

手帳はスケジュールより、日記がメインだった。

私にはそれがしっくりきていたのか、それは今でもあまり変わっておらず、

手帳 = スケジュール管理 < 日記

という感じ。最近は自身の物忘れさに気づくようになってスケジュール管理も並行するようになった。


人前で開かないから、日記の内容もそれは正直に、でも、どこかで誰かに見られても大丈夫なように赤裸々まではいかない、名前を伏せる、みたいな中途半端な書き方をしていた。

社会人になっても手帳に日記を書くことは続けていた。手帳だと日付があって、決められたスペースがあるから、時には薄いスケジュール帳のマンスリーにちまちま書く年もあれば、マンスリーには予定を、ウィークリーの方に日記を、後ろのノートページには当時買ってたお菓子に付いてくるようなシールをペタペタする年も…、そんな使い方だったと思う。


だけど、ある日、日記って残るじゃん、いつか自分が死んだ時、人に見られるかもじゃん、恥ずかしい!
なんて急に思い立ち、紙に日記を書くことをやめる。日記アプリを見つけて、そこに細々と入れる数年。
恋愛についてよく書いてたと思う。その時の相手を好きな気持ちとか、ワクワクする気持ちとか、忘れたくなくて書き残してた。

ついに今の旦那さんと出会う頃、日記はアプリに入れていて、その頃は毎日投稿ならぬ、毎日日記を打ち込んでいた。(その一年後、入籍とともにだんだんと入れなくなっていくのだけど。それは日常が充実したとでもしておこう。)それでも当時はデートしたこととか、その時連絡したLINEの中身に感動したとかそーいう些細なことをポチポチと入力しては振り返りにやにやしていたと思う。

じゃあなぜ今また紙に戻ったか?

そのきっかけは妊娠だった。


子どもが産まれてくるまでの、この幸せな気持ち、待ち遠しい気持ち、胎動を感じたとか、名前は最初、どういう候補があったのかとか、全部残しておきたかったから。それが一冊に残ったらそれがアルバムになると思ったから。それを子どもに見せてもいいなと思ったから。とりあえず、一年、生まれるまでだけでもやろうかな、という気持ちで、綴じ手帳を探しにいく。新しい春から始められる手帳。なので、思い立った秋冬頃は、職場でいただいた、社内で余ってしまった手帳を家の棚の奥から引っ張り出して、それにつなぎとして書き込んでいた。

日記を書くのは楽しかった。

晴れて春から新しい手帳を始め、手帳関係の動画を見漁り始める。当時はバレットジャーナルとか手帳術、などの動画が増えてきていた頃で、そんなのもあるんだと、聴き心地の良い動画配信者さんのを流し見しては家事をする日々。その頃は産休に入り、自分の時間が急に増える。体は思うように動かせないが、書くことはできた。
でもどうも自分にはバレットジャーナルに憧れはあるものの、何もやろうとしなかった。自分は手帳=日記が定着していたからだ。
でもそんな手帳術には憧れつつ、色々な人の手帳動画を見ていると、出会ったのが、とある配信者さん。
とてもシステム手帳を愛でていて、手帳も自由に使っている方だった。

すぐにハマったというよりは、だんだんと見る回数が増えていって、その方にハマっていったという方が正しいと思う。その方の話し方に惚れていったんだと思う。
春、その方を知り、チャンネル登録をした。
共感部分を見つけていくうちに、どんどん引き込まれて、いつしか自分もシステム手帳を持ってみたいと思うように。半年くらいをかけて、相棒と呼びたいと思えるようなシステム手帳を探す。
革の手帳に憧れ、ロロマクラシックを自分へのクリスマスプレゼントとして年末に迎える。


こうして今や、システム手帳とともに毎日を過ごす日々なのだが、私は今でも手帳は日記が主である。
元々書くことが好きなので、だいたいフランクリンプランナーのデイリーリフィル一日2ページタイプは優にうまる。あとはプラスその日によって別の用紙が書き足されるかそうでないかという感じだ。

今日何食べたとか、離乳食何食べさせたとか、ゲームの内容がどうだとか、ドラマの感想はこうだとか、ありがたい出来事があったとか。あったこと、思ったことを、書き出している感じ。日記アプリの時も、その日のことを全部記録として残すように思いつくこと全部打ち込んでいた。今はそれを紙に書いている。シールを貼ることも好きなので貼って、書いて、紙面をぎゅうぎゅうに埋めることが私の今の楽しみ。

誰かに見られる恥ずかしさとかはもう気にならなくなっていた。書きたい、紙に書きたい、色んなペンを使って書きたい。手帳に綴じたい。今はその気持ちの方が強くて、日記アプリよりも、目の前にある手帳に色んなものを残したいと思うようになった。

そんな私も、誰かの手帳のきっかけになれればいいなと、発信したくなった。書くことは楽しい。手帳を感じるこの時間はとても楽しい。


手帳のきっかけをはじめにくれた友達、ありがとう。再度手帳を手にするきっかけになった妊娠は今思うと奇跡。そしてシステム手帳を持つきっかけになった方、たけちよサン、本当にリスペクトです。今とても楽しいです。ありがとうございます。

今後は子育てのこと、手帳のことを何か書き残せたらなと、ちょっとした自分の習慣づくりとして始めてみようと思う。


もし、ここまで読んでくださった方が奇跡的にもいらっしゃったら、感謝したい。いつか誰かに読んでもらえることを願って。

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