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ピンク色はゆずらない

幼児さんたちって
ちょっとしたことをきっかけに
自分の家族について話してくれる

見たことあるものを
「これ、前にママと見たよ。お兄ちゃんも一緒。」
とか。
おもしろいものを見て
「これ、妹にも見せたい」
とか。

それこそ、
折り紙を違う色を2つ貼っただけで
「こっちママで、こっちがワタシ」
とか。

そんな話の中でこちらは
なんとなく家族構成を知っていく。

それなら、それを作品にしてみようじゃないの!
と家族紹介のおうち作りに
3歳さんと取り組んでみた。

折り紙の中から
自分の色を決める。
それから、一つ一つ、
お父さんの色、お母さんの色と選んでもらう。
見立てですね。

遊びの中なら自然とやるけど
あえて、大人から言われるとどうかな?
と思ったら、とくに困らずに選ぶもんだねえ。
最初こそ、ちょっと困った顔していたけど、
やりだしたら、
ああ、ふだん遊んでいることと
かわらないや、と気付いたか?

興味深かったのは
女子たちは、
自分とママの色を同じ色を選びたがりがち。
まあ。だよねえ。
たいがい、ワタシ、ピンク。ママもピンク。
まだまだ母子一体と母子分離を行ったりきたりだから
それでもいいんだけど。
用意した折り紙の都合もあって
今日は一つの色は一人1回にしたので
別の色を選ぶか、
どうしてもなら、裏にクレヨンで塗る?
と提案。

すごく考えて、別の色を選んでいた。
ママの分を。

「自分はピンク」は不動。
それでええ、それでええ。
自分を大事に。

家に
絵を描きたいというので
折り紙貼る前に描いてもらうと
おうちの真ん中に
水洗トイレがどーん!
好きなキャラがどーん!
その周りに家族全員をなんとかおさめて貼ってました。
キャラの顔が隠れないように
開閉式に貼られたオトウサン。。。
いや、そんな工夫を思いつくのが
3歳さんとしてすごいわ。

家の中を3LDKの間取りに仕切ってから
家族を貼ったり
お布団並べている順番にしたり
おうちや家族をこんなふうに
とらているのね
と感心。

今日も楽しかったよ、ありがとう。

#幼児とアート

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