クロカラ

20代後半の男。 建設業界で、ドッタンバッタン大騒ぎの日常を過ごしています。 にぎやか…

クロカラ

20代後半の男。 建設業界で、ドッタンバッタン大騒ぎの日常を過ごしています。 にぎやかな日々も気に入っていますが、読んだり書いたりする静かな時間も好き。 noteには、素直な気持ちをそのまま書くように心がけています。

最近の記事

文章も歌も映画も人生も同じ

主張しかない、サビしかない、名シーンしかない、盛り上がりしかない。 はたして、これで面白いといえるだろうか。 根拠や具体例があるからこその主張。 イントロやAメロがあるからこそのサビ。 導入シーンや日常シーンがあるからこその名シーン。 谷や山があるからこその盛り上がり。 ではないだろうか。 流れがあるところにひょっこりと主張、サビ、名シーン、盛り上がりが登場する。だからこそ、意外性があり面白い。 緩急はすべてのものにとって必要な要素であり、どれひとつとして例外はない。

    • ホワイトボードを消すだけで

      ホワイトボードを消した時、社会人になって初めてほめられた。 ただ消しただけなんだけど。 まだ働き始めたばかりの頃、ぼくは教室で建設業についての研修を受けていた。「建設業界か...」というモヤモヤを抱えながら。 期待と不安が入り混じり、ジェットコースターのように感情が揺れ動く。多くの人が経験しているようなことを、まあ、ぼくもしみじみと味わったわけだ。 そこから約4年。 研修生時代は、もはや懐かしい思い出にすぎない。もう、ほとんど記憶から抜け落ちてしまっている。ただ、ふと

      • 「与える」について考える

        「とにかくギブだ!」 このような言葉をよく耳にする。もはや聞き飽きるほどに。また、インターネットで調べると、ギブアンドテイクについての記事がたくさんある。しかし、意外なことに、何をギブするかについて具体的に書かれたものはあまりない。だからこそ、自分の何を相手に与えているのかについて考える必要があると思った。 結論から書くと、それはたぶん「時間」だ。 ぼくは初め、ギブについて金銭的な意味合いが強いと感じていた。しかし、お金の価値は人によって変わる。たとえば1億円持っている

        • 話すことだけがコミュニケーションではない

          とびさんと仕事をした時、コミュニケーション能力について学んだ。 そのとびさんは架設班のリーダーであり、今まで仕事をしてきた中で、最も口数が少ない人だった。3年ほど建設業界で管理職として働いているが、しゃべらないという点に関しては、ぶっちぎりのレベル。 だから、初対面の時は足がすくんだ。会話の少なさ、とびさんの存在感の大きさといったところにプレッシャーを感じていた。「この先、しばらくこの人と仕事をするのか・・・」と、だるさを覚える時もあった。 しかし、いざ仕事が始まると、

        文章も歌も映画も人生も同じ