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まだ本気出していないだけ

 先日香川で開催されたビックブックスタディに参加してきました。いろんな気づきがありましたがほとんど忘れてしまいました笑
とは言っても少しでもアウトプットしないと全て忘れてしまうので自分の為になんか書きます。

 ステップ3のセッションで本能の説明の後に恨みや、恐れ、罪悪感、後悔も必要があって与えられている。つまり本能と同じく意味があり、いいものだ(それを誤用したり、過剰使用しない限り)と言われました。

否定的感情は本当に悪者か?
 なんかモヤモヤするなと考えていると自分が不快な感情は取り除くべき悪で、自分の人生にはそんなものは無いように、もしくは無かった事にしたいという欲望がある事に気づきました。
その思いをさせているのは、自分の人生には自分に理解できない苦しみがあってはならないという信念、考えがあります。

苦しみの意味
 人は誰しも苦しみを嫌います。苦しみの意味が見つけられない時に閉塞感を感じます。
しかし苦しみの意味を、今の自分が全てわかる事が本当に必要な事なんでしょうか。
おそらく、ほとんどの事はわからないままで人生は進んで行くのだと思います。振り返るとわかる時が来る事もあるのでしょう。でもそれはその時の自分が理解出来る範囲で全てではありません。

努力をする意味
 情報や知識を得る為に、行動することで得られる意味は、努力しても依然としてわからない事が残っている事実に直面する事だと解釈しました。
本気出して無い人は、自分の限界を知ることは出来ない。その時に使う言い訳が『俺はまだ本気出していないだけ』という事になります。
『出来ない自分に到達出来ない自分に直面するくらいなら初めからやらない方がマシ』という考えは飲んでいた時は頻繁に、そして今も使う考えです。

限界の無い人なんていない
どんなに努力しても到達出来ない、少なくとも今は理屈では理解していても受け入れられないという事実を受け入れて、初めて人間である事を理解出来るし、周りの他者も限界のある人間である事が腑に落ちるのでしょう。ありのままの自分とは痛みを伴うものですね。

限りある人間、それが私

たったこれだけのことが分かり始めるのに随分と時間がかかりました。こりゃ一生楽しめそうだ。

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