小説おいしいベランダに触発されて始めたプランター栽培

家庭菜園を楽しんでいる日おが周囲に結構います。
畑を借りて、本格的にやっている方が多いです。
私は虫が苦手な上、スポンジ栽培でも芽が出ないほどの栽培オンチなので、興味はありましたが、手が出ずにいました。

おいしいベランダという小説は、一人暮らしで新鮮な野菜を食べ切るためにベランダ菜園を始めた男性と、隣人の女性が野菜などの栽培と料理を通じて親交を深めていく恋愛小説です。
ここで、私は自分がベランダ菜園を舐めていたことを知りました。
プランターで育てられるのはミニトマトくらいと思っていたのですが、オーヤや唐辛子、じゃがいもなど、実に多彩な野菜が栽培されていました。

これに触発されて、にんじんのへたを使った葉っぱの栽培と、アマゾンで購入した水耕栽培キットを使ったベビーリーフ栽培に挑戦しました。
また、家人にししとうとミニにんじんの栽培をお願いしました。

結果をみてみると、野菜は収穫できました。
しかし、小学生のペットよろしく、途中で栽培していたことを忘れ、水やりなどは家人が密かに代行してくれていました。
また、ミニにんじんは結構葉っぱが密集して生えてきたので、いわゆる間引きをしてみようと思いましたが、どこからどこまでの葉っぱを、どのくらい掘り返して根っこごと抜くのか、といったことがさっぱりわからなくて、ちょっぴりむしった葉っぱをもぐもぐ食べました。
やってみるとわからないものだなあと実感です。

それでも、とれたての野菜の柔らかさにとてもびっくりしました。
葉っぱものは柔らかすぎて咀嚼している感じがないほどでした。
にんじんの葉っぱはパセリの代用になると、小説にありましたが、食べてみると確かに、と小説の内容をより実感することができました。


私は関与していないものの、とれたてのさやいんげんは、今まで日陰の存在と思っていたのに一気に主人公に躍り出てくるおいしさだったのでびっくりしました。
野菜の鮮度の重要性を体で理解しました。


ミニにんじんとししとうはまだ収穫時期ではないので、これからが楽しみです。
野菜を育てるセンスは感じられない私ですが、おいしいもののため、これから精進しようと思った次第です。

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