プリンから考える料理における素材の重要性

今日、焼きプリンを買いました。
ずっしりしていてぎっしり詰まった昔ながらのプリン。
表面に焼き目はないので、焼きプリンではなく蒸し器で作った蒸しプリンでは?とも思いました(笑)

食べてびっくり。
こんなにプリンがおいしいものだったなんて。
なぜこんなにおいしいと感じるのか、色々と考えました。

まず余計なものが入っていないというか、甘味料のような味がしなかったです。
それだけでなく、特に大きかったのは卵くささがないということです。
たっぷりあったはずのぷりんがあっという間になくなりました。
これほどおいしいのは、すごくおいしい材料を使って、丁寧に作られているからに違いないと推測した次第です。
烏骨鶏の卵を好きな人が、鶏と違って卵の生臭さがないから、と言っていたのが思い出されました。

「キッチンぶたぶた」という小説に載っているお話のひとつに、ものすごくプリンの好きな人がぶたぶたさんの作るプリンに魅了されるけれども、そのプリンは特別なものではなく、シンプルな材料で作ってその日のうちに食べるから特別おいしく感じる、というものがありました。
このお話を読んで以降、おいしいプリンというものを食べたくて、コンビニやケーキ屋さんで買ったり、お店で食べたり、自分で作ったりしてみましたが、卵の味が強すぎておいしくないと思っていました。

そもそも自分はプリンがそんなに好きではないのかも、と思うようになっていました。
しかし、今日、ついに理想というか目標というかのプリンに出会えてとっても嬉しいです!
自分で作るときも、もっと卵や牛乳、砂糖などの材料を吟味してみようと思います。
卵の値段がニュースになっている今日この頃ですが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?