視覚障害者と色彩
視覚障害者の集まりで、カラーコーディネートを勉強しているという話を聞きました。
見えないのに興味あるの?と思う方もいるかもしれません。
自分の興味という方もいれば、周囲に与える印象のために興味のある方、興味のない方、いろいろです。
要するに青眼者と同じです。
私も自分で自分の姿をきちんと確認できなくなってから、カラーコーディネートを少し勉強したことを思い出しました。
本を読んで、紺と白のくみああせは清楚な印象を与えるとか、こベージュや茶色など同系色でまとめるのもありとか。
また、パーソナルカラーをテーマにした小説で、登場人物の人生が変わっていく姿に憧れ、パーソナルカラー診断その他を受けたこともあります。
これらはすべて周囲のためでしたが、結局自分が好きだと思う色が合う色だったので、周囲のためになりながら、自分のためにもなるというwin-winな結果になりました!
洋服を買うとき、色が気に入らなければ買わないこともあります。
色の概念を持たない視覚障害者にも、この色はこんなイメージと伝えることはあってもいいと、よく言われています。
赤は熱い情熱を感じるとか、オレンジは赤ほど強いエネルギーではなくポカポカひだまりのような色とか。
そうして着る服や下着を選ぶ楽しみを知るのも、選択肢としてあってもよいと思います。
私は、曲や人の印象おwことばでうまく説明できないとき、色で伝えることもあります。
また、特に服や持ち物は風水でも運気を左右すると言われていますし、色の持つ固有のエネルギーがなんらかの作用をもたらすことは否定できません。
そういう意味でも、どんな色を選ぶのか、選択肢を持つことはむしろ必要なコトナのかもしれません。
見てわかるとかわからないとかではない次元で、色は知っておいて損のない概念だと、改めて思いました。
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