小説居酒屋ぼったくり6お急ぎツナカレー

東京下町で姉妹が営む居酒屋ぼったくり。
店名さぎと称されるほど、おいしく安価な料理が提供され、常連さんでいつも賑やか。
町内の問題や、姉妹の恋愛模様が描かれるとても楽しい小説です。

何よりたまらないのが登場してくるお酒と、簡単な料理の数々。
今日はその中から「お急ぎツナカレー」をご紹介します。

これは毎週日曜デイ級のぼったくりが、年に一度だけ秋休みとして10月の体育の日を含めて三連休をとる直前のお話で出てきます。
連休前ということで、冷蔵庫の中身を空にすべくたくさんの食材を放出するため、おやすみ直前のぼったくりの冷蔵庫はスカスカになってくるそうです。
そこで登場するのが缶詰を使った料理の数々。
3品ほど出てきた中でも、速攻で真似できたのがこの料理です。

玉ねぎ、ツナ缶をフライパンで炒め、ケチャップ、カレー粉、塩胡椒で味を整えたら出来上がりという一品です。

私はキャベツが余っていたので野菜はキャベツを使いましたが、おいしかったです。
また、別の記事で紹介しているゆで鶏を作ったときの鶏出汁の出ている茹で汁も残っていたのでそれも入れました。
片栗粉でとじているのでもはやぼったくりのカレーとはかなりかけ離れてしまいましたが、トマトの水煮かんの代わりにトマトケチャップを使うというのは思いつきそうで思いつかなかったので目から鱗でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?