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格差社会を生きる君に伝えたい

約37年ぶりに円は対ドルで161円を突破した。君の住む東京23区 6月の消費者物価指数は前年同月比 2.1%上昇している。そしてコロナ禍が終息してから続く物価高により連日生活の苦しさを訴えるニュースが流されている。

国や地方自治体もそれぞれ対策を講じていて、経済産業省は8月から3か月間電気・ガス料金の負担軽減措置を発表しているし東京都は低所得世帯に1万円分の商品券を配布するなど対応に懸命だ。

一方で日本経済新聞社によれば訪日外国人によるインバウンド消費は過去最高水準となり、過去10年で5倍と自動車に次ぐ輸出産業となり今後も拡大が見込めるそうだ。

こんなニュースを見てネット界隈では「日本人は貧しくなった」「没落した」「アジアの国々に抜かされた」と言った声が溢れている。

確かに日本人の過去30年における年収の中央値推移を見ると389万円→396万円とほぼ横ばいだし、日本人は横並びの同調意識の強いニンゲンが多いのでそう思うのも無理はない。

しかし事実はそうでもないようだ。


2023年12月末の個人金融資産残高は、前年比104兆円増(5.1%増)の2141兆円となり 過去最高であった9月末の水準を上回り、5四半期連続で過去最高を更新している。

そして世界の個人資産ランキングでは「貧しくなった」はずの日本は第2位であり、資産5億円以上の超富裕層の多さでも4位にランキングされている。

日本人が貧しくなったのではない。こういった類のニュースを観て共感しコメントしている人々が貧しくなったのだ。

これは少し前にネットで論争になった以下の話題と同じ類のハナシになる。

今も昔も格差はあるし、嘆いていても現状は変わらない。今は未成年で学生の君が社会人になる頃もそうだろう。

幸運にも五体満足でハンディキャップのない状態で生まれ、十分な教育を受けてきたのだから自身の知恵と知識と勇気でこの格差社会を生き抜かなければならない。

父親である自分には、これまでの経験から得られた有益な情報をこのnoteを通じて伝えることくらいしかできないが、格差の壁を乗り越えられるよう応援している。

そして君に伝えられる有益な情報の結果は以下実績にナル。

noteをはじめてから毎月備忘のために残しているペーパーアセット(リスク資産のみ)のストックとトフローの記録だ。

不動産や預貯金、持株やゴールドなどを除く株式、投資信託などの残高と配当収入になる。

noteを始めて1ヶ月経った3か月前に比べ金額にして800万弱、6.3%増加している。

なぜこのような実績になっているかは、これまで記事にしてきたので見ておいてほしい。

2024/6ペーパーアセット残高
2024/6配当収入

今月は預貯金の一部を個人向け変動国債に移行した。そのため主に使っているSBI証券の口座残高だけで1億円を超えることになった。これはこれで感慨深いのでスクショを貼付して残しておく。

2024/6/30

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