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死のうと思った話

特に何かあったわけじゃない。
引きこもりうつ病ニートの普段通りの生活。
でも突然限界が来た。
「死にたい」
目からは無意識に涙が止まらず、何度も何度も考えた。
でもやっぱり生きてる意味が分からなかった。

だから飛び降りをしようと決めた。
私は高所恐怖症でシラフなら絶対に橋などには近づかない。
でもODして意識が朦朧とした時なら飛べるんじゃないかと浅はかな考えでとりあえず処方薬を58t飲んだ。
それだけじゃ足りないことぐらいはわかっていたけど何を飲めばいいか分からなかった。だから適当にレスタミンをざっと出して一気飲み。何錠かは数えてない。

それから飛び降り場所と決めていた歩道橋に行き、薬が回るまでひたすらに腕を切った。何度も切りつけた。
一向に回ってくる気配のない薬たち。SOSを求める人がいれば良かったが、私には身内も友達も誰もいない。

ふと寂しくなって帰ることにした。覚束無い足取りと血塗れの左腕。車ですれ違った人からはどう見られてたかなんて知らない。
大好きな音楽を大音量でかけて何とか帰宅、とりあえずカピカピに乾燥した腕の血の処理を済ませ、何となくお腹がすいたからアイスを食べた。

今の私は睡眠薬を何度も飲んでも寝られなくなっている。
でも今日はなんだか眠れそうだ。
死にたい気持ちは変わらないけど。

お願いします神様。私を助けて。

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