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古文学習にいい感じのサイトがあった話

みなさまお疲れ様です。

今回は古文学習に役立ちそうなサイトを見つけたっていうお話です。

古文に「枕草子」ってあるじゃないですか。「春はあけぼの」のアレです。先日、この枕草子の全文ってどんなだったっけ?と、考えることがあったんです。きっかけはまあしょうもない事で、「ハゲはあけぼの」ってフレーズがふと頭に浮かんできたんですよね。「ハゲはあけぼの ようよう薄くなりゆく生え際」って感じで。そしたら続きも作りたくなるじゃないですか。「デブは夜」「ブスはつとめて」だと違うかーみたいに、どんな感じで行こうかと考えながら、まあそもそもコイツの原文ってどんなだっけってネットで調べたんですよ。そこでたまたま開いたのが、BUNGO-bun GO!というWEBサイトでした↓

なんの気なしに開いたサイトだったんですが、ちょっと目を通したらこりゃスゴ〜って思いましたね。とにかくシンプルでわかりやすい。

まず枕草子の全文が載ってるんですね。普通の紹介サイトならこれと簡単な説明文で終わりだし、私もそこさえわかれば十分だったんですけどね。BUNGO-bun GO!では、その下の「本文の説明」の所がいい感じなんですね。まず、原文がいくつかに区切られていて、各文ごとにクリックできるようになっている。そこをクリックすると、その文中に使われている古文の単語の意味や品詞の説明が箇条書きしてあるのよ。さらに「現代語訳を表示」ってボタンを押すと下に現代語訳が表示されるんです。ペロってね。

クリックしていくとこんな感じになる。

これね、古文の勉強にすごくいいんじゃないか?って思ったんですよね。それで、サイトのトップページに飛んでみたら、テキスト一覧が載ってて、伊勢物語や土佐日記、徒然草なんかの一部を抜粋して同じように説明があるんですよ。なんというか感銘を受けてしまって、高校時代の私は勉強の参考にWEBサイトとか見ることはほとんどなかったんですが、古文の参考サイトはこんな感じのがベストなんだろうなーって思いましたよね。それで、こういうページの構造で英語の勉強用ページとかあったら便利そうだなー、studioで作れんかなーとかも考えてました。まあ、私が知らないだけで最近の参考サイトではこういう構造がメジャーなのかもしれませんが、ハゲはあけぼのとかいうしょうもない言葉は見事にフェードアウトしてましたね(笑)。みなさまも実際に目を通して、どんな印象を受けたでしょうか。ぜひ教えてください。

ちなみにこのBUNGO-bun GO!は、日本語を母語としない人たちの文語文学習を支援するためのサイトみたいです。各テキストには朗読の音声も載っていて、掲載してあるテキストも学習用に公開している教材のようです。えー?全部日本語で書いてあるページなのに?日本人も勉強に使えるっぽいのに?こんなの勉強してる外国の人って、、、日本人より和の心じゃん(^ ^)!


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