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腱鞘炎治療記

前回、腱鞘炎の治療をはじめた記事を書きましたが、あれから2か月。
少しずつ快方に向かっています。
今は、週に1回の針治療に通っています。

前回は整体に通うことに希望を抱いていましたが、やはり、全然効果が上がらずでした。整体は2件目で、今度の整体はハイボルテージがメインでした。
高電圧を患部にかけて刺激を与え、硬くなった筋肉や腱をほぐすというものでしたが、私のガチガチに固まった腱には殆ど効き目はありませんでした。
整体の先生も、「ここまで硬くなると、簡単にはほぐれません」とおっしゃってましたが、少しでも良くなっていく感覚がまったくありませんでした。
これは意味がないなと、5回通院した段階で整体に見切りをつけ、次に探したのは鍼治療でした。
グーグルマップで近くの鍼治療院を検索すると、10件以上ヒットしました。
どこが最適なのか、やはり腱鞘炎の治療を得意とするところが望ましいので、その条件で絞り込み、比較的近くでよさそうな治療院を見つけました。

これが正解でした。初回から効果が実感でき、少しずつですが、曲がらなかった指が曲がるようになってきました。

今日で7回目の治療を受け、2か月ぶりにギターを手にしてみました。
まだ以前のようにDやGを押さえることができませんが、それなりに鳴らせるまでに回復しました。

私の場合は左の中指と薬指が曲げられなくなっていたのですが、手のひら側の腱が炎症をおこしており、指を曲げると激しい痛みがありました。その曲げる側の腱が徐々に良くなって、そこで気づいたことは指を伸ばす側の腱、つまり手の甲側の腱も固まっていたのです。こちら側の腱が固いことで指を曲げる動作を妨害するようなことになっており、手のひら側と手の甲側の腱から、それにつながる前腕部の筋肉すべてに治療をしていただきました。
また、肩甲骨周りも硬いとのことで、こちらも毎回治療していただいてます。肩甲骨から腕につながっていますので、根元から治療が必要だそうです。整体ではそこまで診ていただけてませんでした。

鍼治療は直接患部を刺激するので、肘の近くに鍼を打つと、そこからつながる指先までけっこうな刺激があります。それが深いところに響くような刺激で、けっこう辛いです。治療を受けた日は腕がだるいような張ったような感覚になります。これが翌朝になると筋肉がほぐれて軽く感じるようになります。そうして少しずつ固まった筋肉と腱が動かせるようになります。

こんなことなら、最初から鍼治療に行っておけば良かったとつくづく思います。時間とお金の無駄遣いをしてしまいました。

とはいえ、まだ完治したわけではありませんので、まだしばらくは鍼治療に専念するつもりです。

普段の生活においてはなるべく指を使わないようにすることはもちろんですが(これがなかなか難しいです)、反対の手でストレッチをまめにするのも効果があります。
自分の力で指を曲げると腱に負担がかかるので、反対の手で指を少しずつ曲げる、そして外側に反らすようにします。
力の加減が難しく、強く曲げたり反らしたりすると悪化します。
あくまで痛くならない程度に、まめに行うのがよろしいかと思います。

あくまで、私の場合に限って言えば、整体より鍼の方が効果的だったと言えます。もちろんケースバイケースですから、鍼よりも整体の方が効果が上がる場合もあると思います。

もし、同じような症状で悩んでいる方がいらしたら、私の体験を参考になさってください。

久しぶりのギターで指先の皮膚がすっかり柔らかくなっていました。指先が痛かったです(泣)

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