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ふるさとの景色(詩)

早朝の海辺の散歩
波の冷たさがここちよく
足跡と過ちを消しさる
忘れる事を促すように

見渡すと広がる
故郷の懐かしい姿
3度目の夏なのに
10年経ち帰ってきた感じ

朝日はオレンジで靄がさし
数千年前と変わらぬ景色のよう
私はいつの時代に生き
ここを歩いているかわからなくなる

優しい眼差しで振り返るあなたが見える
雪の日送ってくれたあなたがいる
背中を見送っているあなたが好き

故郷の冷たい海と霞んだ景色
しばし波の流れにまかせよう
いつもあなたを感じ幸せ
迷いただようのも好きだから

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