世界一音域が広いイケメンボーカリスト?

 ブログを日記帳代わりとして使っているので、かなり読みづらい文体となっていますが、ご容赦ください。
 この記事を訪れた方は、「Dimash Kudaibergen」という名のアーティストを知っているでしょうか? 日本語版ウィキペディアによると、彼はカザフスタンの国民的歌手で、身長191cmという長身でありながら、6.5オクターブ(F#1~D8)の音域を有している。
 このF#1という最低音は、低音曲の代表である寺尾聰の「ルビーの指輪」の最低音(G2)より、約1オクターブ低い。そして、D8という最高音は、King Gnuの「白日」の最高音(F#5)より、2.5オクターブ以上高い。
 彼が最高音を発している動画は、Dimash The Ultimate D8 Note "Unforgettable Day" というタイトルのYouTube動画から確認することができる。もう、人の声とは思えないほど高い音で、やかんが鳴っている音のように聞こえてしまう。喉にやかんを飼っていてもおかしくないと思う。
 さらに彼のすごいところは、様々な言語(カザフ語、ロシア語、日本語、中国語、英語、フランス語、ウクライナ語、イタリア語、キルギズ語、トルコ語、セルビア語、ドイツ語、スペイン語)を用いて世界中の名曲を巧みにカバーしている点である。日本語でカバーされている楽曲は現在1曲のみではあるが、玉置浩二の「行かないで」を自然な日本語でカバーしている。カバー曲「Ikanaide」の大部分で使用されている柔らかいファルセットとラスサビのミックスボイスとのコントラストが非常に芸術的で心を揺さぶられた。
 カバー曲だけでなく、オリジナル曲もYouTube上で複数聴くことが可能である。特におすすめしたいのは、「Stranger」である。歌詞の内容は、未知の世界に踏み出し、挑戦を志す者を奮い立たせるものとなっている。お勧めする理由は、この1曲を聴くだけで様々な歌唱技術をいっぺんに確認することができるからである。歌唱技術に関する解説は、翔てんてーというYouTuberの動画で丁寧にされているので、「翔てんてー Stranger」などと検索して解説動画を閲覧するとより楽曲を楽しむことができる。
 ここまで、ダラダラとDimashさんの魅力について書いてきましたが、最後に言い忘れていた魅力があった。それは、、、、

「イケメン!」

 
日本では、知名度が高くない彼であるけれど、数年後にはかなり有名になっているかもしれない。Dimashを支援するファンクラブが日本語版でも存在するので、彼にどっぷりはまった方はファンクラブに入会するのもいいかもしれない。

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