小説:恋愛相談店Liebe
第3話
「、、死ぬのはやめたほうがいいと私は思います。」
精一杯の言葉。
「これはあくまで私の考えです。あなたはまだ高校生だ。これからたくさんの経験をして、たくさんの人を愛して、たくさんの人に愛されていきます。」
「だから、死ぬのは今じゃないと思いますよ。」
まだ泣いている。でも聞いてくれている。
「もう1度、あなたの正直な気持ちを伝えてみてはどうでしょう。そして彼女の気持ちも聞いてあげるんです。もちろんあなたと同じ気持ちとは限りません。ほかに好きな人がいるかもしれない。も