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転職先に迷った私がやってみたこと

どの内定先にするか、もしくは現職に残るか

私は、これでもかというほど悩んでいました。
現職は在籍中で、内定先が2社という状況。
ありがたいことに、現職を含めた3社で選択できる状況でしたが、これがどうにもこうにも決められない・・・。
よく思いつくような、それぞれのメリット・デメリットをピックアップ、自分が重視する項目ごとに比較してみる等はやってみましたが、それでもどうにも決められない・・・。
そんな私が、決断をする際にやってみて、効果があった方法をご紹介します。

①それぞれの状況で最悪のケースを、日記風に書いてみる。

・内定先A社に転職した場合
・内定先B社に転職した場合
・現職に留まった場合
の、3パターンについて、実際に転職or現職に留まった気持ちになりきって(重要!)、考えられる最悪のケースを、日記風に書いてみました。

例えば、私の場合は、内定先A社は、年収が想定より低いこと、出社も多そうなのに通勤時間が今より増えることが懸念点でした。
その場合、こんな感じで書いてみました。


出社が週3~4日あるのに通勤時間が増えたことがすごく辛い。
通勤時間はどう頑張っても減らせるものではないのに、人生を無駄にしている気がする。仕事内容は、前職と大きくは変わっていないのに、年収が下がったことも不満。年収が下がると、モチベーションが下がるし、何のために転職したんだろうと毎日憂鬱。


実際にはもっと長くて、これを、3パターンについて記載してみると、それはもう絶望的な気持ちになりました・・・笑
だけど、この中でも、「これだけは絶対に嫌だ!」というものが出てきたり、「この最悪ケースはまだ許容できるな」というものが出てきました。
日記風に書いてみることによって臨場感が出ること、最悪の場合を考えることで自分が絶対に嫌なものが分かることが、ポイントかなと感じました。

②自分が憧れる人、コンプレックスを感じる人を書き出してみる

自分が憧れる人の要素を、思いつくままに書き出してみました。
自分の欲望をさらけ出す感じで、最初は恥ずかしかったですが、気にせずに(笑)、「年収~円以上」とか。
同時に、「自分はこの人には勝てないな」「こういう人にコンプレックスを感じてしまうな」は、憧れの裏返しだと思ったので、自分がコンプレックスを感じる人の要素も一緒に書き出してみました。

憧れ要素を書き出す際は、
・まずは思いつくままに
・行き詰まったら、身近な人や芸能人で良いなと思う人を思い浮かべて、その人のどんなところに憧れるか考える
のように書き出してみました。

ちなみに、既に自分が満たしているものも、改めて書き出してみました。
例えば私の場合は、「子どもがいる」「結婚している」等。
既に満たしているものって、自分にとって当たり前すぎて、その価値を忘れてしまいがちですが、改めて記載することで、今の自分の現状もそう悪くないなと思えたりしました。

書き出した後は、自分の憧れに近づくためには、内定先A社・B社、現職のどれが最も適切か考えてみました。
憧れが「○○の仕事をしている」なら、直接的で分かりやすいですが、例えば「平日も子どもとの時間を持てる」であれば、在宅勤務の頻度や勤務時間的に、どの選択肢が良いのか、等考えたりしました。

③ 心に響いたインタビュー記事等を読み返す

私、よく雑誌等に載っている、女性の働き方やキャリアに関するインタビュー記事を読むのが好きなんです。
心に響いた記事があったら、都度スクショしていたので、それらを改めて読み直してみました。
改めて読んでみると、自分が憧れるものを再確認できたり、再読とはいえ、心に響くものがあり気持ちを奮い立たせることができたり・・・。

正直、一度読んだ記事、さらには自分が気に入った記事だから、再度読んでも新たな気づきはないかなと思っていたのですが、そんなことは全くなく、人間の記憶は薄れていくものなんだなと実感しました・・・笑

④ 番外編

私には、効果はいまいちだったけど、人によっては効果がありそうなもの。

・余命1ヵ月だと思い、子どもに遺書を書く
余命1ヵ月だと思うと、自分が本当に大切にしていること、子どもに伝えたいことが分かると、何かで読み、実践してみました。
私は途中から大号泣でそれどころではなくなり、最後まで書けず(笑)
また、余命1ヵ月なら、もう働かない気がして、今回の悩みには不向きでした(笑)

・夫に相談する
自身の結論が出ていないまま、純粋な相談モードで話したら、なぜか夫の期限が悪くなりました(笑)
これは本当に相手によりそうだけど、うちの夫の場合は、私自身の結論を出した状態で相談する方が良いと学びました。

結論、転職することに!

考えに考え抜いた結果、私は、内定先A社に転職することに決めました。
①で考えた最悪ケースが、他よりは許容できるものだったことが大きい気がします。
あとは、②③で考えた自分の憧れに近づけそうな選択を、という気持ちで決めました。

嫌というほど考えたので、あとはこの選択で良かったと思えるように頑張っていきたいなと思います。

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