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美人三姉妹とシェアハウス始めます 1話
女:私もう○○君と付き合えない。別れよ。
○○:は…?どういうことだよ…?
女:そのまんまの意味。
もう○○君には魅力感じ無くなったから。
それじゃ。
辺りも少しづつ暗くなり始めた夕方5時。
人通りの少ない公園をスッキリした表情で出ていく女と
○○:…なんでだよ…昨日まで普通に仲良くやれてたじゃんかよぉ…
ベンチに座り頭を抱え絶望する1人の男。
この瞬間1組の"恋人"が"他人"へと変
美人三姉妹とシェアハウス始めます 2話
??:お邪魔しま〜す!
??:結構玄関広いんだねぇ。
??:2人とも失礼のないようにしなきゃダメだよ。
○○達の後に着いて家の中へ入ってくる女性達。
○○:飲み物用意するんでそこ座っててください。
??:それじゃお言葉に甘えて!
遥香:お兄ちゃん手伝うよ。
○○:あぁ遥香悪いな。
遥香:ううん。
そして透明のグラスにお茶を注ぎ3人の前に運び
遥香:どうぞ。
??:ありがと〜!
美人三姉妹とシェアハウス始めます 3話
"カタカタカタ"
まな板の上でリズム良く食材が切られる音。
"ジュージュージュー"
フライパンで食材が炒められる音。
美波:○○君って料理出来るんだね?
○○:一応得意って程では無いですけど軽くなら出来ますよ。
美波:やっぱりご両親が亡くなられてから?
○○:そうですね。
それまでは母親が作ってくれてたんですけど、もう今は居ないので。
それに遥香は料理とかは苦手なタイプなんで。
美
美人三姉妹とシェアハウス始めます 4話
翌朝
○○:ふわぁ…もう朝か…
カーテンの隙間射し込む朝日で目を覚ます。
○○:んん…リビング降りよ…
○○は制服に着替え部屋を出ていく。
すると
美波:あっ○○君おはよ。
ソファに座りコーヒーを飲みながらテレビをつける美波。
○○:美波さんおはようございます。
早起きなんですね。
美波:朝ご飯の準備とか色々あるからね。
と2人が話していると
遥香:ふわぁ…おはよぉ…
史緒
美人三姉妹とシェアハウス始めます 5話
それからなんだかんだあり学校まで着く○○達。
遥香:それじゃお兄ちゃん達また後でね?
○○:おう。2人とも頑張れよ。
遥香:うん。お兄ちゃん達もね。
そして○○と史緒里は遥香達と別れ教室へ向かい
遥香:ねぇねぇ?さくちゃん?
さくら:なに…?
遥香:やっぱり体調悪い?
さくら:うっ…ううん…!
そんな事ないよ…?
遥香:けど昨日と全然様子が違うよ?
さくら:…絶対誰にも言わない
美人三姉妹とシェアハウス始めます 6話
それから無事帰宅した○○。
○○:ただいま〜
すると
遥香:お兄ちゃんおかえり!
史緒里:なんのお話してたの?
○○:別に大した話じゃないよ。
史緒里:ふぅん?
○○:あれ?そういえばさくらちゃんは?
史緒里:今着替えに行ってるよ。
○○:あぁ、なるほどね。
なら俺も着替えてこよっかな。
そして○○は階段をあがり自室へ向かう。
すると
さくら:あっ…○○さん…///
頬を
美人三姉妹とシェアハウス始めます 7話
翌日。
担任:それじゃ今日はこれで終わるからさっさと帰れよ〜
いつも通り長い1日を終え
"やっと長い1週間が終わったなぁ…"
"せっかくだしどっかで飯食って帰らね?"
そんな会話が飛び交う放課後。
史緒里:○○君帰ろ?
○○:ごめん、今日この後"バイト"が入っててさ。
史緒里:えっ?○○君ってバイトしてたの?
○○:一応ね。
家の事は幸い親が金を残してくれてたから何とかなってたん
美人三姉妹とシェアハウス始めます 8話
暗い夜道を歩く2人。
田村:ん〜!今日も疲れたぁ!
○○:疲れたって真佑さんずっと喋ってるだけだったじゃないですか。
田村:おしゃべりもお仕事のうちだよ!
○○:なに子供みたいなこと言ってるんですか。
もう大学生なら真面目に働きましょうよ。
田村:真面目だよ!なんなら○○君より真面目で大人だよ!
○○:俺より数個年上ってだけで傍から見ればちょっと大きめの子供ですよ。
田村:ぶぅ…また
美人三姉妹とシェアハウス始めます 9話
数日経ったある日。
○○:ふわぁ…寝みぃ…
○○が大きくあくびをしながら部屋を出ると
さくら:○○さんおはようございます!
○○:さくらちゃんおはよ。早起きだね。
さくら:今日は皆でお出かけする日ですから!
○○:おっちゃんと覚えてたんだね。
さくら:もちろんです!
○○:それじゃとりあえずリビング行こっか。
さくら:はい!
そして2人はリビングへ降りる。
すると
史緒里:
美人三姉妹とシェアハウス始めます 10話
車を走らせること数時間。
美波:疲れたぁ…
無事車を駐車場に停め疲れきった表情の美波と
さくら:着いたぁ〜!
史緒里:動物園〜!
遥香:楽しむぞ〜!
盛り上がる3人。
○○:美波さんお疲れ様です笑
美波:○○君ありがとぉ…
そして車を降り
○○:それじゃ俺入場券買ってきますね。
そう告げ○○は窓口へ向かい
○○:大人5人分お願いします。
受付:大人5人分ですね。2500円
美人三姉妹とシェアハウス始めます 11話
遥香:見て見て!
近くで見たらすごいおっきい!
史緒里:しかも毛並みも綺麗だね!
さくら:触ったり出来ないのかな?
遥香:どうなんだろ?
史緒里:あっ!向こう見て!
乗馬できるって!
遥香:えっ!?行こ行こ!
さくら:お馬さん乗ろ〜!
遥香:おぉ〜!
そして3人は乗馬体験できるエリアへ向かう。
遥香:すいませ〜ん。
乗馬体験したいんですけど…
飼育員:何名様ですか?
遥香:3
美人三姉妹とシェアハウス始めます 12話
遥香:お兄ちゃ〜ん!
○○:さくらちゃんが居なくなったってどういう事?
あれから無事○○と合流した遥香達。
史緒里:3人で回ってたはずなんだけど気づいたら居なくなってて…
遥香:私達も探したし電話とかもしたんだけど繋がらなくて…
○○:わかった。
なら2人は美波さんと一緒に居て。
遥香:私達もまだ一緒に…
○○:いいや、大丈夫。
もしまた誰かが迷子にならばそっちの方が大変だから。
美人三姉妹とシェアハウス始めます 13話
数日経った月曜日。
遥香:お兄ちゃ〜ん!
さくら:朝ですよ〜!
部屋の外から聞こえてくる2人の元気な声。
○○:…朝からどうした?
遥香:今日から私達宿泊学習だよ!
○○:あぁ…そう言えば今日からだったな。
さくら:楽しみすぎて昨日あんまり寝れなかったんだぁ笑
○○:そんな楽しみにしてたんだね。
遥香:とりあえず早くリビング降りよ!
○○:なら着替えてくるから先行っといて。
美人三姉妹とシェアハウス始めます 14話
女子1:あんた達入って来ていいわよ。
女子1の声を合図に扉がゆっくりと開く。
そしてそこに居たのは
史緒里:○○…君…?
○○:やっとか。
しかし驚いたのは史緒里だけではなく
女子1:なっ…なんで賀喜君がここに居るのよ…
○○:別に居たっていいだろ。
それよりここで何してるか言ってくんない?
女子1:別に普通に話してただけだけど…
○○:なら外に居た男子は?
女子1:それは知ら