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2024年7月の記事一覧
マドンナとの同居生活は大変です 20話
賀喜:今度"遊園地"行こ?
○○:遊園地…?
賀喜:そう。ジェットコースターとか幽霊屋敷とか観覧車があるとこ。
○○:なんでそんなとこ行かねぇと…
賀喜:だって○○君が負けたんじゃん?
それ言われたら言い返せねぇって…
賀喜:ちなみに行くのは夏休み入ってすぐね!
○○:はっ?
賀喜:夏休みはもっと色々やりたい事もあるしさ?
○○:夏休みも…?
賀喜:もちろん。どこか旅行とか行こ
マドンナとの同居生活は大変です 21話
それから数十分後。
賀喜:遊園地だぁ!
○○:人混みえげつねぇな…
目の前にはいくつものアトラクションと圧倒的な人の列。
○○:やっぱ今日は…
賀喜:せっかく来たんだから帰らないよ!
ほら!早く並ぼ!
と賀喜は○○の手を取り入場列へ連れていく。
○○:夏休みってこんなもんだよな…
賀喜:でも人が多いって事はそれだけ人気って事だよ!
○○:単調な奴っていいな。
賀喜:○○君ももっ
マドンナとの同居生活は大変です 22話
賀喜:○○君おまたせ…
○○:おう…
賀喜:どこのお店も混んでて遅くなっちゃってごめんね?
○○:構わん。買ってくれただけで充分ありがたい。
○○はそう返し賀喜からドリンクを受け取る。
賀喜:ってか○○君ってジェットコースター苦手だったんだね。
○○:そういう訳じゃ無い。
最初から激しすぎたんだよ。しかも間髪入れずに2つ目乗ったし。
賀喜:ごめん…
○○:いちいち謝んな。
お前が乗
マドンナとの同居生活は大変です 23話
"パパ!最後にあれ乗りたい!"
"せっかくだし帰る前にお土産も買おっか?"
"楽しかったなぁ!"
気づけば時刻は夕方6時。
賀喜:もうこんな時間かぁ。
○○:そろそろ帰るか?
賀喜:最後にあれ乗りたい!
そういい賀喜が指さした先には
○○:観覧車?
賀喜:うん!せっかくだし乗ろうよ?
○○:まぁいいか。
賀喜:やったね!
と2人は観覧車へ向かう。
キャスト:いらっしゃいま
マドンナとの同居生活は大変です 24話
とある日の夕方。
○○:そろそろ出るか。
賀喜:どこか行くの?
○○:史緒里さんと夏祭り。こないだも話したろ。
賀喜:そういえば今日だっけ。
○○:そんな遅くはならないようにするけど。
何か買ってこようか?
賀喜:じゃあ○○君のおすすめ買ってきてよ?
○○:んじゃ適当に買ってくる。
賀喜:気をつけて行ってきてね〜。
○○:おう。
の○○は家を出ると史緒里の家へ向かう。
賀喜:
マドンナとの同居生活は大変です 25話
久保:私…○○君が好き…
打ち上がる花火の中、確かに聞こえる史緒里の告白。
久保:初めてカフェでおすすめを聞いた時から気になってて…それから通う内にもっと○○君の事を知りたいって思うようになってたの…
○○:史緒里さん…
久保:でもそれだけじゃなかった…○○君を誰にも取られたくない…少しでもいいから誰よりもそばに居たいって思いが強くなっていったの…だから…付き合ってくれませんか…?
○○
マドンナとの同居生活は大変です 26話
数日経った土曜日。
○○:服はこんなもんでいいか。
あと財布とスマホをしまえば準備は完了っと。
賀喜:…○○君おはよ…
○○:おう。
賀喜:今日デートだったね…楽しんできてね…?
リビングで準備していた○○の所へ降りてきた賀喜。
しかしどこかいつもと様子が違うようにも見える。
○○:お前なんかあったろ?
賀喜:そんな事無いけど…私2度寝するから楽しんできてね…?
そう返し部屋へ戻
マドンナとの同居生活は大変です 27話
賀喜:ん…んん…
外は暗くなった午後8時前。
賀喜:長い事寝ちゃってたな…
と賀喜はゆっくり体を起こすと
○○:ん…起きたか…
賀喜:ずっと居てくれたんだ?
○○:動くのが面倒くさくなってな。
それより体調は?
賀喜:だいぶ楽になったかな?
○○:ならよかったよ。
賀喜:せっかくのデートだったのに邪魔しちゃってごめんね…?
○○:だから気にすんな。
賀喜:あっ…ねぇ…
○○
マドンナとの同居生活は大変です 28話
翌日。
賀喜:○○君おはよ。
○○:おう。もう顔色も良いし大丈夫そうだな。
賀喜:うん。もう治ったよ。
○○:んじゃ俺行ってくるから。
帰りは遅くならないようにするから。何かあればまた連絡して。
賀喜:うん。楽しんできてね。
○○:おう。行ってくる。
○○は賀喜との会話もそこそこに切り上げ史緒里の家へ向かう。
賀喜:美月さんに相談してみよ。
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マドンナとの同居生活は大変です 29話
"あのお花綺麗だね。"
"君そっくりだ。"
綺麗な花畑を前に手を繋ぐ2人の男女。
"来年も見れるかな?"
"見れるよ。次はお弁当も持ってこようよ。
それでシートを引いて笑いながら過ごそう。"
序盤は暖かい雰囲気で物語は進んでいくが
"私…あと1年もたないかもって…"
"なんで…いや、絶対にそんな事無い。君は必ず助かる。だからそんな心配しないで…"
"無責任なこと言わないで…どれだけ