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終戦の日によせて - 祖母の手紙 -

『若い人達に戦中戦後の話はつまらないでしょうが、でも決してくり返してほしくないのです。戦争は、若い人達の命を失わせただけではなくて、夢も希望も何もかも失わせたの。親も祖父母も兄弟姉妹も子供達もみんなうばわれた人達が、どんなに沢山泣いた事か。』 祖母からもらった手紙の中の一文です。 その手紙で戦中、戦後の体験を書いてくれました。手紙の内容を抜粋したり順番を変えたりしていますが、文章はなるべくそのままの表現で載せます。 北海道小樽市出身の昭和3年生まれの現在94歳の祖母は、

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