見出し画像

暮に飾ったラナンキュラスが、触ると散りそうです。

切り花はどこに飾ってもらうのが一番うれしいのだろう。
涼しい場所だと確かに、ながもちします。
昔、玄関にカサブランカを飾ったら、一ヶ月ほどたっても咲かずに結局
枯れてしまいました。
やっぱり、暖かい方が好きなんです。ラナンキュラスもスイトピーも
春の花です。春の暖かさが一番好きなはずです。
昔市場でスイトピーを仕入れて、東京の市場から横浜まで戻ってきて
水揚げをするために箱を開けると、スイトピーの香りがすごいんです。
市場は寒いです。車の中の暖かさがうれしいという気持ちが伝わって来ました。花屋のご褒美みたいなものです。
花は完全に咲いてしまうと、残念ながら香りは半減します。
ほとんど香りなどしないと思われている、あのカーネーションも開こうとするときは、甘い香りがします。
切られてしまった花。命短くてもせめてのびのびと咲いてもらって
散ってほしい。
ここまで開くともう水替えはしません。
減った水をペットボトルなどで足すだけです。
触るとすべての花びらは散ってしまいます。
あと2日ぐらいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?