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府中ランチ食べ歩記【すき家/府中店/ゼンショー⑤】

すき家 府中店

府中市宮西町2-2 1F
三大牛丼チェーンの一角。ゼンショー主力のお店。
吉野家が牛丼に使用する牛肉は、米国産ショートプレートに昔からこだわっていますが、すき家では、米国、カナダ、オーストラリア、メキシコ産と様々です。
オーストラリア産は牧草が主食の為、においがありクセを感じるので吉野家では使いませんが、すき家では、世界的に牛肉の価格が高騰している事や、供給先を分散する狙いもあり、使用しているようです。

いずれにせよ、すき家の並盛りは430円(4月3日に400円から値上)の割安価格で提供しており贅沢は言えません。
また牛肉の品質の差は、一般的な消費者が差異を気にしない範囲だとも言える事もできます。

現在、牛肉価格が高騰を続けており、世界的にはより低価格の鶏肉に需要がシフトしているデータもあります。
また日本の若年層のユーザー調査では、「肉」の概念を牛肉、豚肉、鶏肉、更にハンバーグのミンチ肉を含めて「肉」一括りにする傾向が強くなっていると言われています。
カレーの肉に関しても、とりあえず何かの「肉」が入っていれば良いと言うこだわりがない感じです。

環境負荷に関しても、負荷の高い牛より鶏にシフトする傾向もあり、今後、環境面やコストでますます牛肉は食べる機会が少なくなると思うと寂しくなります。

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