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府中ランチ食べ歩記【府中武蔵野うどん】

府中武蔵野うどん

府中市府中町1-5-5 SRビル1F
京王府中駅北側にあるお店。
武蔵野うどんの定義とは何かを考えながら、「武蔵野うどんランチセット」1000円を選択。うどんと丼の組み合わせが可能なので、うどんは温もり、丼は白海老かき揚げ天丼をチョイス。丼はカツ丼、親子丼等も選択可能。

讃岐うどんは、全国生麺類公正取引協議会の加入事業者の場合、①香川県内で製造、②加水量40%以上、③加塩量3%以上、④熟成時間2時間以上、⑤15分以内でゆであがるものと細かく規定されています。
特に①の産地指定はブランドを育成する上で重要なポイントであると思います。
一方で原料となる小麦粉は規制がなく、実態は大半が輸入小麦。
日本人が好きな白色と弾力のある食感が表現できる、ASW(オーストラリアン・スタンダード・ホワイト)が最も使用されているのが現状です。

武蔵野うどんの製品、お店も多く、美味しいので、定義付けをきちんとする事でもっと地域の活性化につながる方法がないかと勝手に思案しています。

話は戻りますが、麺を茹でるのに少し時間がかかる旨を伝えていただき、待つこと約8分。
提供いただいた料理は自分で選びなから、うどんと丼ぶりの炭水化物ばかりですが、かなりボリュウムがあります。
太麺のうどんは噛み応えがあり、咀嚼するほど小麦の旨味が感じられる麺。
濃い目のつけ汁も太麺へのノリが良く、食欲をそそります。

期待の白海老かき揚げは、JR富山駅の駅そば「立山そば」の「しろえび天うどん」以来、久しぶりの喫食。
油で揚げた甲殻類特有の香ばしい旨味が口の中に広がります。
富山湾の切り込んだ独特の海底地形の恵みである、深海産物の貴重な味わいに改めて感謝です。
ホタルイカも時期に合わせて提供しているのでチャレンジしたいと思います。

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