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確定申告について

boarは、サラリーマンを昨年の3月に卒業して、今は自宅の北側にある菜園で野菜づくりをしている自由人になった。
会社には行っていないが普通に規則正しい生活を送っている。

税金はしっかり納めたいと考えているが、ムダな税金は払いたくないとも思っている。

サラリーマン時代のように給料から天引されることが無くなったので税金を納めているという実感は(特に所得税に関しては)もてなくなった。

確定申告は、前年一年間の所得について取りまとめを行い所得税を算出して納付や還付の申請を行うものだ。

所得税以外にもいろいろな税金を納めているが、ここでは所得税(確定申告)についての話をしようと思う。

所得は次の10種類に別れている。
①給与所得
②雑所得
③配当所得
④一時所得
⑤事業所得
⑥不動産所得
⑦利子所得
⑧譲渡所得
⑨退職所得
⑩山林所得

サラリーマン時代は、給料や賞与などの「給与所得」を得るために働いていたわけだが、「給与所得」だけなら会社が年末調整を行ってくれるので医療費控除や寄付控除(ふるさと納税等)などの控除を受ける必要がないのであれば確定申告をする必要はない。

ただし、それ以外の所得があればサラリーマンでも確定申告が必要になる。

確定申告は、税金を取り戻す機会である。所得があるのに申告や納税を怠るとペナルティが科せられる。しかし、控除については申告をしなくても問題はない。しかし、申告できるものをしないというのではムダな税金を納めたままになってしまう。

boarの場合は、「給与所得」の他に、公的年金や個人年金保険で得た「雑所得」、不動産投資で得た「不動産所得」、株式投資で得た「譲渡所得」や「配当所得」などの所得がある。

今年は年末調整をしないで確定申告を行うわけで、どのくらい税金を納めることになるのだろうかという不安があった。

確定申告を行うには事前に準備しなければならないことがいろいろある。

「給与所得の源泉徴収票」「公的年金等の源泉徴収票」「個人年金保険料の支払額の証明書」「社会保険料控除証明書」「一般の生命保険料や地震保険料の支払額の証明書」「寄附した団体等からの受領証」「証券会社からの特定口座年間取引報告書」などを準備することが必要だ。

医療費控除を受けるのであれば「医療機関の領収書」を集めておいて整理することが必要だし、不動産所得については、不動産に対する収入や経費(修繕費、租税公課、火災保険料、雑費など)を取りまとめて領収書などを整理しないといけない。

必要な書類がいろいろあるので日ごろから整理する習慣をつけることが大事だと思う。

boarは、確定申告書は手書きでなくインターネットを使って国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」から申告書を作成している。

とても分かりやすいシステムで指示どおりに入力していくと簡単に申告書の作成ができるので活用をお勧めする。

とはいえ「確定申告」に関する書籍を一冊手元に用意することは大切だと思う。分からないことがあれば本で調べることが必要だし調べながら申告書の作成を進めていくと税金に関する知識も広がると思う。

boarは、KADOKAWAの『自分ですらすらできる確定申告の書き方』、日本実業出版社の『あなたの確定申告』、成美堂出版の『すぐ書ける確定申告』を過去に購入して読みながら確定申告を行ってきたので、今年は過去の書籍を参考に申告書を作成することが出来た。

今年も所得税を納付することになるのだろうと思っていたが、あにはからんや、なんと! 還付されることになった。

株式投資で所得税を納めていたことと、給与所得が減ったことで税率が低くなったことが原因のようだ。(給与所得は3月までだったのでいつもの年の四分の一だった)

既に確定申告書は税務署宛に郵送した。

納税の義務を果たしたことによる充実感を感じるとともに、還付される予定のお金の使い道についてワクワクしながら妄想しているところである。


「boarのnoteに来てくれてありがとうございます。最後まで読んでくれた貴方に感謝します。」

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