習慣づけの難しさよ
誰かに何かをやらせようとしたら、身に付くまで根気強く付き合うことと、本人にやりたくなる気持ちを起こさせることです。
少し年上のお子さんがいるお母さんと、7・8年前に話したことをふと思い出しました。
「我が家は公文の宿題を、幼稚園の子に毎朝起きてからやらせているの。30分くらいで終わる分量なんだけど、質どうこうよりも、朝起きてから勉強するっていう習慣をつけさせたいのよ。泣きながらでもやらせてるわ。」
わーぉ、それはそれは…
無理矢理やらせたら子どもが可愛そう…
けど早起きと朝勉強の習慣づけはいいなぁ…
当時、私はそれを表面だけなぞって、自分の子どもにもやらせようとしたことがありました。
結果、撃沈。
やってみない?と誘って、1回くらいは子どもも乗り気でやったけれど、あとはこちらが強く言ってもやらなかったり、眠いから今日はいいやと私が諦めてしまって、続きませんでした。
そのお母さんは、進んで学級委員とかやるタイプで、みんなでやる活動でポツンとしてる子を放っとけず、必ず声かけてみんなでやり遂げようとしていたそうです。
そしてご主人は、朝早く出かけて地域でスポーツを教えているそうで、お子さんたちも連れ出して一緒に楽しんでいるそう。
お子さんたちは素直なタイプで、朝活の習慣を味方につけて、すくすく育っているようです。やってる内容はもう公文でなはいけれど、朝起きて何かやる、というのがルーティンになったそうです。
我が家は我が強いな。本当に自分が納得しないと、行動には結び付かないな。
それならば、とりあえず色んなスタイルで生活してみて、こどもたちに見せてみます。
こどもたちに付き合わせるのではなくて、まずは好きな物を見つけてもらって、それに根気強く付き合うこととします。
今はまだはっきりしていなくて、ウロウロしてる思春期まっただ中の我が子よ…
焦ってしまうけれど、自分が小さいとき、胸を張って誇れるような習慣は、全くなかった!
あなたの中から、「やりたい!」が生まれたら、その時は心から応援しますからね。多少無理目なことでも、やり遂げる経験は必ず君たちを導いてくれるから。
とりあえず私は、玄関が整っているとなんか嬉しい、という経験に気づいて欲しいので、毎日せっせと靴を揃えます。
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