What to see in マンチェスター

この留学中には必ず訪れることになるであろうと思っていたマンチェスター。理由はいくつかあり、それらの理由は互いに関連している。要するにマンチェスターは、イギリス北部の工業都市として代表格であり、私の研究対象であるR. H. トーニーが労働者・成人教育のために身を捧げた地であり、彼を研究したり、彼のゆかりの人々が拠点とした地でもある。

ちなみに私のアカウント「かわいいヘンリー」の「ヘンリー」は、彼のファーストネームであり、写真は50代後半くらい?のトーニーだったりする。

そのマンチェスター行きが、おととい急遽決まった。会議があるのだが、いきなり決まったので「念願の初マンチェスター訪問」に対しては明らかに準備不足ではある。まあ、必要があればまた行けばよい、とも思えるが。とにかくこういう時にこそ活躍してくれるのがchat GPTだ。さっそく、「トーニー関連で、マンチェスターで訪れるべきところは?」と聞くと、マンチェスター大学を中心にいろいろと答えてくれた。が。最後の文章が泣ける。

”…Remember that while Manchester may not have specific landmarks dedicated to Tawney, you can explore the intellectual and social history of the city to understand his influence and legacy”.(マンチェスターにはトーニーを記念した特定の場所はないが、マンチェスターという都市の知的・社会的歴史を掘り起こすことで、彼の影響とそのレガシーを理解することになる、ということを心にとめておいてください。)

そうよ。彼がどれだけマンチェスターの民衆に貢献したか。
今回はせいぜい1、2日しかいられないけれど、chat GPT等からヒントを得たり記憶を呼び起こされた場所、資料をもうちょっと精査して、帰国する前にもう一度は行かなければならないな、と思っている。

それと、そこまで研究できる気がしないけれども、18世紀のジョン・ウェスレーにとってもマンチェスターは重要だ。せめてメソジスト教会を訪問、くらいはしたい。

大学の同僚Sからは、「北部はロンドンとは全然雰囲気が違うの」と聞いている。まずはその雰囲気を身体で感じること、このくらいのハードルが、今回はちょうどいいのかな。



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