新たな船出の日(←大袈裟)

昨日、早朝4時からの日本の大学へのzoomによる博士論文報告会を終え、博士課程における1つの大きな区切りを通過しました。イギリスの博士課程だとPhD confirmation というのですが、アメリカ流にいうと、いわゆるキャンディデイト審査です。この後、事務的な書類上の申請や面接といった通過儀礼があり、最終的にキャンディデイトを名乗れるのは3月になります。

イギリスの大学では今週末がクリスマス休暇の始まりですが、すでに帰省されている方々もちらほら、大学も静かです。

明日は、私のフラットに同僚2人を招いて日本食&日本酒パーティです(その後もたぶんパブかどこかに行くと思う)。じゃ私はスモークサーモンを持って行くね〜というS、どんなサーモンがいいかなどのやりとりをメールでしている中、

「今朝の報告会終わったで〜たぶんうまくいったと思うよ」と送ると、Sはとてもファンシーなおめでとうメールを返信してくれて、しかもシメの言葉がこれ。
「お祝いとして、魚をテーマにしたトーニーの言葉を送ります:『カワカマスにとっての自由は、雑魚にとっての死である』」

もうね、私が喜ぶであろうポイントを見事に突いてくるよね。こうなったらオタク魂に火がつくことは必至で、私の返信がこれ。
「これはトーニーの『平等論』に出てくる言葉で、「機会の平等」の落とし穴を批判しているところに出てくるんよ。私の坊やハリー、天才でしょ?😃」

というわけで、明日に備えての料理は今晩から始めますが、その前に、今日はこれから博論を提出するまでの10ヶ月あまりの計画を立てる新たな出発の日です。

で、先日、チェーンだけど私も好きな本屋さんWaterstonesで購入した2024年〈研究用〉手帳を、今日オープン!

これは○○版ね!といえるまでタロットに詳しくないのが残念ですが、大アルカナの中でもいわゆる「悪いカード」は載せてないみたいです。「タワー」とか「悪魔」とか。
1年間、携帯していていつも楽しい、癒される手帳になりそうです。

今日は大学ではなく、近所の図書館に行きます。そこ、この前、警察沙汰になる暴力事件を目撃したところで、いまでもちょっとトラウマちっくではありますが、図書館自体はなかなか心地が良いところではあります。では!

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