自分史④小学校低学年時代

最近、書きたいことが溜まってきました。
自分の人生も改めて振り返ってみたいという気持ちで自分史を書き始めたので、まずはここから、少しずつ取り掛かっていこうと思います。
今回は、小学校低学年時代。

小学校は、父親の母校でもある、徒歩10分くらいの小さな小学校。地方にしては小さくて、他の学校の子の子が来ると、グラウンドを中庭と間違えるほどでした。3年生のときに創立70周年を迎えましたが、結構前に合併でなくなってしまったのは悲しいです。

特に何か取り立てて秀でていたものはないけれど、強いて言えば、2歳からやっている水泳を続けていたので、水泳が得意という印象があったみたいです。3年生からは学校の代表として大会にも出るようになりますが、そこでは自分が井の中の蛙(水泳だけに)だったことを思い知らされることになります。

小学校1年生の終わりに1番下の妹が生まれ、歳が離れていることもありかなり可愛がっていたことを覚えています。妹を主役にした紙芝居を作ったり、溺愛していました。

少し頑固でこだわりが強く完璧主義ゆえに自分の思い通りにいかないとへそを曲げたりと、ちょっと、いやかなり面倒くさいところもこの頃からありました。

でも総じて、割となんでもチャレンジしたり興味をもつ子供だったようです。ピアノ、英語、水泳の習い事もさせてもらっていたし、3年生の1年間は器楽部でバスアコーディオンを弾いていました。県大会で2位に入賞するという貴重な経験もできました。4年生からは両親と友達の影響でバスケ部に転部するものの、本当に好きだったのは音楽の方だったんだろうなと思います。

3年生のときには、良い先生との出会いがありました。女性の先生で、今思えばちょっと図々しいのですが友達とその先生の家に何度か遊びに行ったこともあるくらい、好きな先生でした。厳しくもあり、居残りをさせられたこともありますが、学級だよりをほぼ毎日発行してくれる情熱的な先生でした。当時は手書きですからね。そこに生徒が書いた日記を転載してくれて、それが嬉しくて、毎日日記を書いていたな。何かを伝えたい、表現したい気持ちはその頃からあったのかもしれません。
また、4年生からはその先生が顧問をしている演劇クラブにも入り、脚本なんかも書くことになります。

当時好きだったもの、遊んだものを思い出すと胸がキュンキュンします。
りぼん、マイバースデイ、プチバースデイ、匂い玉、ゴムとび、サンリオ、駄菓子、世界名作劇場などなど。

新しい本や雑誌を買うときのワクワクは今でもありますが、子供の頃のワクワクには及ばず、あの感覚は忘れられません。りぼんでは、ちびまる子ちゃん、星の瞳のシルエットあたりが大好きでした。本では、マガーク探偵団シリーズやずっこけシリーズが好きでした。マガークが好きだったのは、大人になってからのミステリ好きに繋がります。

おそらく1番の思い出は、5家族くらいでバスを借りて、ディズニーランドへ行ったこと。地方からディズニーに行くなんて一大事でしたが、何家族かで仲良くしていたので、両親たちはキャンプやバーベキューなど、今思えばよくイベントを企画してくれていました。

人って、ネガティブなことはよく記憶に残っているもので、自由研究の発表でうまくできなくて泣いてしまったこととか、変わってた子だと言われていたこととか、宿題を適当にやったら怒られたこととか、そんなことはいつまでも覚えていたのですが、あらためて振り返ると、幸せな日々だったなぁと思います。そんな、幸せな気分に浸れただけでも、振り返ってみた価値がありました。

小学校高学年は、またさらに濃い時代でした。
ミニバスに明け暮れたかと思えば、塾に行き始めたら勉強、とくに算数が面白くなってしまって、これまたのめり込み、そんなつもりはなかったのに塾の周りの人に流されて中学受験してしまったり。そんな中、学校の伝統である自分史を書き始めたら止まらなくなって原稿用紙365枚書いたり。少しでもハマると止まらなくなる性格はこの頃からのようです。

いつになるかわかりませんが、それはまた次回に。

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