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英語が話せるようになるまで試したこと

私ってどうやって英語を話せるようになったんだっけ?
いろいろ試した気がするけどコレ!っていうのが出てこない。。。と思ったので備忘録的にまとめてみようと思います。

その前に、いきなりですが伝えたいことがあります。

急に英語が話せるメソッド(マジック)はない

英語を勉強しようと思ったとき、みなさんは何から始めますか?
YouTube、オンライン英会話、教材など勉強する方法はたくさんありますよね。
なので結局何をすればいいの?と思う方も多いと思います。私もそんな感じで学習を始めました。

今、英語を習得して思うのは、何か一つの方法だけで英語を習得するのは不可能ということです。スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングそれぞれを伸ばすには別々の学習方法が必要になると思います。

なので、いろいろ試しながら継続し続けることが習得への道かな、と私は思います。そこで私自身が実行したものをまとめてみました☟

①仕事の休憩中に文法書を進める。
②通勤電車の中で、英単語の本を読む。
③休日は志望大学の土曜コースに参加し、TOEFL ITPの学習。
④シェアハウスに住み、外国人の入居者と英語で話す。
⑤アメリカの大学に入学し、英語が公用語の環境で戦う。

※仕事しているのに大学?と思われた方は別記事で書いてありますのでそちらを見ていただければありがたいです☟https://note.com/preview/n95921df63e7e?prev_access_key=875fd44ce1fc03884afb8372d2a6a6ae

以降、それぞれ使用した教材や時間も含めて詳細を書きます。

①仕事の休憩中に文法書を進める

まず一つ目。私は仕事のお昼休憩に文法書を使用して勉強していました。
お昼休憩は1時間。だいたい15~30分以内でご飯を食べ終わり、残りの30~45分を学習の時間とし、見開き2ページを毎日進めていました。

使った文法書はEnglish Grammer in Use(以下写真あり)
英語学習界隈では有名な教材だと思いますが、細かいニュアンスを学ぶことができて、よりネイティブの感覚が身につくとの謳い文句を見て選択しました。
この文法書の特徴は、ケンブリッジ大学が出版する英語学習教材で、全ページ英語で書かれていることです。
この時点である程度、英語の読み書きができる必要があります。
English Grammer in Useシリーズは難易度ごとに色分けされていますので、
自分のレベルにあった文法書を選ぶのがポイントです。

ちなみに私は、青色(中級レベル)を使っていました。わからない単語も多々あったので都度都度、辞書で調べながら進めていました。

使用した教材:English Grammer in Use (中級レベル)
勉強時間:30~45分/日

ー実際に使用した文法書ー
ー見開き2ページを毎日進めていましたー

②通勤電車の中で、英単語の本を読む

二つ目の方法は、「通勤中のスキマ時間を使って英単語を覚える」です。
だいたい電車に乗っている時間、電車を待っている時間などを含めると平均40分くらいは毎日学習していたのではないかなと思います。

何回見ても覚えられない単語はマーカーを付けたり、自分でストーリーを作って覚えやすくしたり、かなり汚しました(笑)最終的にこの単語帳、3週はしたと思います。

使用した教材:DUO 3.0
勉強時間:約40分/日(電車通勤往復)

ー実際に使用した単語帳ー
ー通勤時間に進められるところまでどんどん進めていましたー

③休日は志望大学の土曜コースに参加し、TOEFLの学習

志望していたアメリカの大学が出願条件としてTOEFLのスコアが必要だったので、その大学の土曜コースに通いTOEFLの学習をしていました。使用教材は、大学側で用意していたものなので不明ですが、TOEFLの過去問のようなものだったと記憶しています。
休日なので学生はいませんでしたが、志望している大学のカフェテリアや外国人の先生たちを見るたびにモチベーションが上がっていたのを覚えています。
その時は、本当にキャンパスライフを送るのを夢見ていました。

使用した教材:不明(TOEFLの過去問?)
勉強時間:約90分/週

④シェアハウスに住み、外国人の入居者と英語で話す

私は地方から上京してきたとき、格安のシェアハウスに入居しました。
大学資金を貯めるために家賃を極力抑えたく入居したのですが、思いのほか外国人の入居者がたくさんいました。

私はこれをチャンスだと思い、積極的にコミュニケーションを取ってスピーキングとリスニングを磨いていました。
正直、伝わらないことがほとんどでしたが、それが悔しさとなって、学習のモチベーションに繋がりました。
インプットしたことをすぐにアウトプットできる機会が、無料でそして家にあるというのはラッキーだったと思います。

私が特に成長を感じたのはノルウェー人の女の子がシェアハウスに入居したときです。その子と私は同い年ということもあり、すぐに仲良くなることができました。ですが彼女の話す英語はありえないぐらい早く、そして話す内容も高度で私は毎回頭が痛くなっていました。

私がぼーっとしていると「言ってること、分かる?」と日本語で聞かれ
しどろもどろになったことが何回もあります(笑)
ですが彼女のスパルタ教育?のおかげでかなりリスニング力とスピーキング力は向上したと思います。

文法や発音が違うよと指摘されることも多々ありましたが、トライアンドエラーを繰り返せば確実に上手になると信じて頑張っていました。

学習方法:外国人のルームメイトとできるだけたくさん話す
勉強時間:まちまち/日(日によっては数時間、疲れている時は0~10分)

ー最初はコミュニケーションを取るのに精一杯でしたが、今では親友にー

⑤アメリカの大学に入学し、英語が公用語の環境で戦う

①~④の方法で晴れて入学条件のスコアを達成し、大学に入学しました。
その時には日常会話は問題なくできたと思います。
ですが、アカデミックな内容の読み書きはまだまだ難しく、ディスカッションなども全く歯が立たないレベルだったので、その後は大学で学習しながら総合的に英語力を伸ばしていきました。

私は最初にノンネイティブスピーカー用の英語強化プログラムに入りました。そこで全ての授業を英語で受け、文法、スピーキングなど基本的な英語の学習から、国際関係、経済、歴史など普通の大学のクラスと同じ内容を学んでいました。

見出しにも書きましたが、大学での生活はまさに戦いでした。
🌧まず、教授の話していることがわからない。
🌧課題の期限・内容・そもそも課題がでたのかすらわからない。
🌧次のクラスまで大量の読み物を課題として出され、その内容を元にディスカッションするも話せない。

などなど、ひどかったです(笑)
しかも大学の成績が悪いと次のセメスターに進めなかったり、セメスター毎にあるfinal examに二回連続で落ちると大学から除籍になったりというハードな環境でした。

その結果、周りのクラスメイト含めみんなが本気で勉強していました。
授業後は、図書館やStudy Roomにこもり夜まで勉強。
私は通学時間が往復2時間くらいだったので電車でエッセイを書いたりして、とにかく時間を有効活用しようと必死でした。

最終的に、なんとか期末試験に合格してUndergraduateと呼ばれる学部課程に進級することができました。

大学生活を振り返って、英語力の向上に役立ったと感じるのは以下です。
・とにかく勉強時間を増やす
 →圧倒的に英語に触れる機会が増えたことで英語力が急成長しました。
・ネイティブスピーカーの友達を作る
 →友達といると授業の内容も聞けますし、休憩時間にコーヒーを買いにって英語で雑談することでスピーキング、リスニング力が身に付きます。しかも私の場合は、親友もできたので本当に良かったです。
・恥をかいても失敗しても諦めない
 
→週末を潰して書いたにもかかわらず、成果物の成績が悪かったり、意見を言っても発音、ボキャブラリー不足が原因で相手を困らせたり、たくさん失敗しました。それでも、話せるようになるまで、相手に伝わるようになるまで諦めなければ絶対に英語は話せるようになります。

大学生活は人生で一番勉強したと言っても過言ではありません。
いわゆる"人生の夏休み"のような過ごしかたは全くできなかったものの、学位を取得+英語力まで身についたので、頑張って本当によかったなと思います。この努力は自分の自信に繋がっています。

学習方法:英語で授業を受け、英語で成果物を出す
勉強時間:ほぼ毎日

ー大量のリーディングに苦戦した学生時代ー
ー回数を重ねるごとに理解度が上がりましたー

最後に

自分の学習記録を振り返るとこんな感じです。
やっぱり最後に書いた大学での経験はすごく意味のあるものでした。
備忘録と伝えたいことがごっちゃになっていてまとまりがないかもしれませんが、誰かの参考になれば嬉しいです。


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