私が英語を話せるようになって感じたメリット・デメリット

こんにちは。
今回はタイトルにある通り、私が英語を話せるようになって感じた変化やメリットとデメリット雑多に書こうと思います。

早速ですが、書き出してみると以下の変化がありました↓

1.英語を話す夢を見る
2.日本語の本と同じ気軽さ、スピードで洋書が読めるようになった
3.ワードのニュアンスを理解し、使いこなせるようになった
4.英語を話すことが自分のアイデンティティとなった
5.日本文化が好きになった
6.日本語が下手になった

それぞれもう少し詳しく書いていきたいと思います。

1.英語を話す夢を見る

正確に言うと、英語が上達するごとに夢の中でも英語を話していることが増えました。
例えば、外国人の友達と日本人の友達の間で自分が通訳をしている夢を見たり、外国人の友達と遊んでいて、英語を話している夢を見たり。
英語を学ぶ前は、そんな夢すら見たことが無かったので、
夢の中でも自然と話せるくらい英語が上達したんだなと感じました。
これが一つ目の変化です。

2.日本語の本と同じ気軽さ、スピードで洋書が読めるようになった

二つ目は、洋書への抵抗が一切無くなったことです。
私は本を読むのが好きなので、この変化は大きかったです。
例えば、オバマ元大統領の妻ミシェルオバマの書いた本や
イーロンマスクの本などが翻訳される前のそのままの言葉で読むことができますし、純粋に読める本のキャパシティーが広がったことで
得られる情報や、いろんな種類の本を楽しむ範囲も広がりました。
最近は新宿の高島屋スクエアにある洋書のフロアで、
「このフロアの本全部買いたい!」と思いながら泣く泣く厳選した
数冊を買う、ということをしています(笑)

3.ワードのニュアンスを理解し、使いこなせるようになった

三つめは英単語の持つ意味合いや、使うシチュエーションが感覚的わかるようになりました。
例えば、「死」という言葉はネガティブで重い印象を与えますが、「結婚」という言葉はポジティブでおめでたい印象を与えます。
英語を学ぶうえで、この感覚を理解することが重要だと思っています。
私の場合、この感覚を養うために外国人のお友達や大学の先生とたくさん会話して、その言葉を発したときに相手がどう反応するかを見ていました。
「このワードは今のシチュエーションには合わなかったかな」とか、
「いい意味で使ったのに相手の反応が微妙だな」とか、
会話の中で得た情報をデータベースに貯めていって、その後のアプトプットで修正する、トライ&エラーの繰り返しで培っていきました。
今では自分が伝えたい感情のまま、誤解が少ないまま相手に伝わるのが嬉しいです。

4.英語を話すことが自分のアイデンティティとなった

四つ目はアメリカの大学で英語を話す環境にどっぷり浸かったことで、「英語を話す」ことが当たり前になりました。

別の表現で言うと、英語を話すのは自分の性質であり、英語を話さない自分は自分らしくないと思う感覚が芽生えました。(うまく表現できてませんね(笑)
つまり、アイデンティティに大きな影響を与えたということです。
よく、不健康な習慣を断ち切りたいなら、自分をアスリートだと思い込めば
運動をするのも食事に気を使うのも当然になる、というような話も聞きますが、まさにそれの英語バージョンです。
自分は、英語を話せると思い込んで話せるようになったわけではないのですが、場数を踏んだ結果、英語を話す自分は日本語を話す自分くらい当然のことという感覚が身に付きました。
今でも英語は完璧ではないですが、自信を持って自分はバイリンガルだと言えます。このマインドの変化が自分にとって一番の変化でした。

5.日本の事が好きになった

五つ目の変化は英語を勉強した結果というより、
アメリカの大学で西洋の視点から日本文化を見つめなおした結果
その良さに気づいたという表現が近いと思っています。
お恥ずかしい話ですが、大学生になるまでは
日本の文化、特に民俗学などの知識があまりありませんでした。
そんな中、大学の授業で海外の生徒向けに、
お寺と神社の違いを学ぶクラスを受講したことがありました。
その時に「自分は日本人なのに何もわからない」とショックを受けたのを覚えています。日本人なのに外国の生徒と一緒に日本文化を勉強する、それはそれで楽しかったです(笑)
これをきっかけに日本の建築や歴史、アメリカの文化とは異なるもの
に対する興味が出て、歴史的建造物などを訪れるのが趣味になりました。
最近は建築ではないですが、新海誠監督の最新策「すずめの戸締り」を見て、映画の節々に登場する日本神話と映画のキャラクターの関連付けに感動しました。もし民俗学的な知識が無かったらその工夫に気づけないまま、なんとなく面白かったなーで終わってしまっていたと思います。
アメリカの大学に行った結果、日本文化に対する理解と愛着が芽生えるという不思議な感覚を得ました。

6.日本語が下手になった

最後はデメリットです。母国語なのに日本語がうまく話せなくなりました。
個人的に、読み書きはそこまで変わらないと思いますが
日本語のスピーキングが下手になったと感じています。
言葉がスッとでてこないし、どもるし、変な表現が出てくるし。。。
私のバックグラウンドを知らない方とお話しするときは、
ちゃんと日本語を話せているかドキドキすることもあるくらいです。(笑)
使える言葉の引き出しが増えたことで、脳が混乱しちゃってるのかなと
感じています。これが他言語を学ぶ弊害かなと思います(笑)

最後以外は全部メリットでしたが、これで以上です。
英語を話せるってどんな感覚だろう?と思ってる方に届けばいいなと思います。

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