私が会食恐怖症を克服した方法

私は大人になってから会食恐怖症を劇的に克服しました。そんな私の経験について、書いていきます。

私が会食恐怖症の症状が出るきっかけになったのは、小学校時代の遠足です。遠足のとき、給食を残すことを許さなかった当時の担任の先生と同じ班でお弁当を食べることになり、せっかくお母さんが作ってくれたのだからとお弁当を残さず食べることを要求されていたんです。
しかし、お弁当の量が多くて食べきることができず、私は先生に怒鳴られてしまいました。
それから給食の時間など、誰かとご飯を食べることに強い苦手意識を持つようになりました。次第に吐き気や、うまく食べ物を飲み込めないといった身体症状が出るようになり、ひと口食べることすらも辛くなってきてしまいました。

私は「どうして私だけ、こんなに食べることに苦労をするんだ…」という孤独感、そして「将来、飲み会とかができるような年齢になっても、ずっとこのままだったらどうしよう…」という絶望感を感じるようになりました。

その数年後、あるテレビ番組がきっかけで、私が「会食恐怖症」というものに当てはまるということが分かりました。

私は会食恐怖症を治したい、という思いで心療内科やカウンセリングに行きました。しかし、効果は全然ありませんでした。カウンセリングの先生は会食恐怖症への理解が浅かったこともあり、私の気持ちを軽く見ていました。
私は大学生になりサークルに入ると、飲み会が開催されるようになります。私はサークルの皆と仲良くなりたい気持ちはありながら、会食恐怖症のせいで、飲み会に行くことを遠ざけていました。

しかし、私は下記のことをきっかけに私は会食恐怖症の症状を克服するに至りました。今は、人と食べることは全く苦ではなく、飲み会などに行って食べることができています。

ここからは心療内科に行ってもカウンセリングに行っても会食恐怖症が全く治らなかった私が、短期間で嘘のように会食恐怖症を治した経験について書いていきます。

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