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名古屋空港で中華航空

機墜落台北発の中華航空エアバスA三 ○○―六〇〇R型機が一九九四 年四月二六日、名古屋空港で着陸に失敗炎上し、乗客二五六人、乗員一五人のうち二六四人が死んだ。 フィリピン出身の妻が死に、幼児が助かったケースが二件あった。中華航空は被害 乗客の国籍に関係なく一律の補 償金を申し出た。 運輸省事故調査委員会によると、事故機は降下中に意図せずに着陸やり直し のレバーが入ったために上昇し 始めた。副操縦士が無理に降下させようとしたが上昇しようと するコンピューターが反発、着 陸をあきらめた長らがエンジ 推力をあげると、 機体は急上 昇しすぎて失速したという。自 動と手動の使い分け、機長と副 操縦士の席の入れ替えと意思の 不疎通などが問題となった。