お彼岸は大チャンス、「感謝」を伝えよう
秋のお彼岸を迎えましたが、皆さんどのように過ごされますでしょうか?
私はお彼岸が終わる週の後半、福井に戻って母親・弟と3人で先祖供養、お墓参りを計画しています。
その時間は、故人や家族・今の自分と向き合える貴重な時間です。
行きたくてもお墓が遠いとか、台風天候の問題・健康面の不安でお参りができないそんな方は、ご自宅でお仏壇に静かに手を合わせてください。
合掌(左右両方の手のひらを腕の前で合わせ拝む所作)の際に、日頃の感謝の気持ちを心の中で唱えることで、抱えている気持ちがスッキリと浄化されます。
お彼岸をこれまで特に意識していない方、
年を重ねてからやるものだと思っている方、
時間に追われお仕事で忙しい日々を過ごされている方にもお勧めします。
ありがたみを感じる時とは?
結論から先に言うと、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなった時に人はそこで「ありがたみ」を感じるという話です。
私の場合、独立して既に1年以上となりますが毎月25日になると自動的に振り込まれたお給料が無くなり、これまでお世話になった会社のありがたみを最初に感じました。
加えて家族が病気で入院したことで、健康や家族のありがたみも良く分かりました。父親を亡くして親の存在を十分すぎるくらい感じました。
当たり前でなくなった時に分かるのではなくて、人の話にもよく耳を傾け日々起きる出来事に「感謝の気持ち」を持ち続け、「おかげさまです」を口に出すなど表現することが大事だと学びました。
対治と同治の考え方
仏教の用語です。この言葉が有ることを私自身、ある方の動画で初めて知りました。治は「なおす」という意味。
簡単に言えば、現状を否定から入るのか、肯定・受容するところから入るのかの違い。
患者さんで言うと、病気と闘ってやろうという気持ちや考え方が対治で、病気と共に生きていこうとする受容の気持ちや考え方が同治。病気を患ったとしても、感謝の気持ちと受容の気持ちがあれば良い方向へと進む気がしました。
子供の頃の実話ですが、私や弟が高熱を出すと母親は最初は水まくらで、熱が39度近くで下がらないと、次は2枚も3枚も服を重ね着をさせ、めちゃくちゃ汗をかかせてみごとに熱が下がった妙な経験を思い出しました。今思えばこれは同治に基づく対応だったんだ。
キャリアコンサルタントとして接するご相談者との関係もまさに同治です。
悲しんでいる人に、「大丈夫、頑張って、元気出してね」と言葉を掛け立ち直るように励ますのは対治。「もしよかったら辛いことを全部話して欲しい、私聞くから」と一度悩みから解放させてあげるのが同治。
目の前の人と同じ気持ちになることは到底無理です。
私たちは、その方が抱えている悲しみや苦しみや悩みに寄り添うことができます。
人間関係が以前と比べて構築しずらい今、「同治」の気持ちで対応したいです。
最後に
お墓が遠いとか、台風天候の問題・健康面の不安でお墓参りができないお客様向けに「お墓参り代行サービス」が有るのはご存じでしょうか?
今年のお中日である秋分の日を迎えると1つ歳を重ねます!益々自分の人生は長さではなく太くしていきたいと思うこの頃です。
それではまた!
🌳繋ぐ相続サロン フオミタス千葉オフィス
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