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Sony link buds Sのレビュー

どうも、今回はSonyの穴の無いlink buds,「link buds S」(以下buds s)のレビューです。


スペック

こんな感じです。1,2万のイヤホンの機能は一通り網羅されています。
ただワイヤレス充電には非対応です。

外観,質感,重さ

外観はケースも含めてかなり小ぶりで丸みを帯びていてかわいい感じです。

充電確認のランプは横長で赤と緑

質感はかなりザラザラしていて今まで触れたことのないイヤホンでした。ケースと本体の質感に違いは無くどちらもザラザラです。滑らなくて良いかもしれませんが、爪を引っ掛けた時の音がイヤホンを通して耳に響くのが少し気になりました。

重さはケースを含めてすごい軽くズッシリした感じは全くないです。装着してみてもそこにあることはわかりますが、重さは感じません。

本体の側面にはsonyと彫られています。ケース上部にも。

黒くて差がわからなくなってますね

装着感

先ほども書いたようにとても軽いのでlink budsのコンセプトであるながら聴きに向いていると思います。
Air pods などのショートスティックタイプに慣れている自分としては豆型(?)のタイプは落ちそうで心配だったんですが、意外とバランスはいいです。自転車などの振動でもちょっと心配になりますが安定しています。

耳からもほとんどはみ出ないです。
本体の裏にはLRの表記と装着センサ(?)と充電用の金属ピン。

バッテリーとか

バッテリーに関しては必要十分な感じがします。イヤホン6時間ずっとつけっぱなしにすることはそこまではないですし、5分の充電で60分使用できるクイック充電にも対応しているので安心です。

自分はANCか取り込みのどちらかをずっと付けているので作業を長時間すると(5h使用ぐらい)で20%か10%ぐらいだったので公称値通りじゃないでしょうか。

操作感

buds sは本体をタップして操作します。センサの反応はそんなに悪くないです。場所は耳に装着して少し後ろあたり。

操作はアプリで設定できますが、出来ることはかなり制限されています。
基本的にはsony側が事前に用意したものしか選べず、ユーザが割り当てていくことができません。

具体的には左右それぞれに再生コントロール,ANCコントロール,音量コントロール,割り当て無しの4つを選択するしかなく、あまり自由に設定できないです。
自分の場合は両耳で機能を揃えたいので、ちょっとマイナスポイント。

ただクイックアテンションモード(後述)などの機能も加味すると左右で完全に揃えることはできない上に基本両耳でしか使わないのでまあいいかなといった感じ。

デフォルトでは

の組み合わせです。
この他に音量操作もありますがNC操作か再生操作を捨てないといけないので、ちょっと不便ですね。まあNC操作を全部オートにするとか、手がないわけでは無い。

ちなみにNC操作(デフォでは左)では2,3タップには割り当てが無く、spotifyとendelというサブスクのショートカットが用意されます。自分はどちらも使ってないのでですが、使っている人にとっては便利かもしれません。
個人的には音量調整とか自由に割り当てたかったです。

というかいっそ全部カスタマイズできるようにして欲しい。

クイックアテンション

これは先ほどのNC操作で長押しに割り当てられている機能で、長押ししている間だけ外音取り込みをオンできます。

できればクイックアテンションの取り込み量もカスタマイズしたい…

スピークトゥチャット

これは本体のマイクで自分の発声を認識して自動で外音取り込みをオンにする機能です。会話を想定されている機能なようです。
ただバッテリー消費が増えるという警告があったのですが、どの程度なのかわからないです。これはしばらくオンにしてしばらく使ってみようと思います。

検知頻度は高,低,自動の3段階、終了するまでの時間を5,15,30秒と終了しないの4つを選択できます。10秒欲しい…
精度は自動にしていますが普通に困らない精度で動作します。

アダプティブサウンドコントロール

アダプティブNC(ノイズコントロール)は自分の動きを認識して、座っている時にANCを自動でオンにするなどを設定できます。自分は面倒なのでオフにしていますが、使いようによっては便利かもしれません。
また位置情報によっても動作させられるようです。

認識できる動作は座る、歩行、走る、乗り物の4つです。

ANC性能

結構効きます。流石にair pods pro 2までとはいきませんがまあまあ使えます。自分は1000xシリーズは使ったことがないのですが、xm3相当とされているようです。

音楽を流すとかなり集中できます。

外部音取り込み性能

link buds のコンセプトに恥じない性能だと思います。また取り込み量は20段階(1<20)で調整で来て便利です。これが結構便利で自分の耳では16あたりを超えると取り込みのノイズが気になってしまうので、普段は14あたりにして話しかけられた時とかにクイックアテンションを使用しています。

ただ風切り音は結構聞こえます。ANCオンにするとかなりマシになります。

人の声を優先

背景のノイズを抑えて人の声を集中して聞くことが出来ます。
これをオフにすると車などの低音部がぐっと来ます。個人的にはオン推奨です。

音質

音質についてはオーディオ関連の記事で毎回いっていますが正直わかりません。
普通にいい音だと思います。あとイコライザも使えるので好みに合わせられるのでいいと思います。

あとベータ版という位置づけですがファインド・ユア・イコライザーという自分好みのイコライザを設定できる機能があります。
再生中の音で5パターン程のイコライザーを選んでいくと自分に合ったイコライザを設定できます。

コーデックはLDACに対応しているため再生側が対応していれば、ハイレゾで再生できます。ただ今のメインスマホはiPhoneなのでAAC接続になっています。
LE Audioにも対応しているようですが限定的なようなのでまだまだですかね。xperiaだけっぽい。

DSEE ExtremeというAIでbluetoothで削れた高音部分を補完する機能も搭載されているので高音部が綺麗に聞こえるようです。こちらはiPhone対応。
[ただバッテリー消費は大きくなります](8/30追記)よかったら下のも読んでください。

また、V1プロセッサを搭載していてヘッドホンアンプによりクリアな高音質を実現しているようです。詳しいことは公式サイトへ。

マルチポイント

buds sは2台のマルチポイントが搭載されているので複数台との接続ができます。
今はiPhoneとMacに繋いでますが普通に動作しています。
*バージョンアップが必要な場合があります。

音圧検知

buds sのアプリにはイヤホンの音圧を知ることのできる機能があります。
この機能は聴覚保護を目的に作られているようで、WHO曰く

WHOでは、80dBで1週間当たり40時間以上、98dBで1週間当たり75分以上聞き続けると、難聴の危険があるとしています。

ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について

だそうでイヤホンの音圧を確認できるのは便利です。また、基準値を超えると?超えそうになると?警告が出るそうです。
ちなみにマルチポイントでpcに接続していてもスマホのアプリで確認できます。

アプリについて

スマホアプリがあってそこからイヤホンのバージョンアップや設定の変更ができます。出来ることは多いのでここでは省略しますが、分かりやすいアプリだと思います。

良い点

  • 本体もケースも軽い

  • ケースが小ぶり

  • マルチポイント対応(2台)

気になった点

  • ワイヤレス充電非対応

  • 操作のカスタマイズが出来ない。

まとめ

xm5が9月に発売されるようですが流石に4万は出せなかったんで、buds s 買っちゃいましたが結構満足です。流石にair pods pro2ほどのANC性能はありませんが必要十分です。サイズ感も小さめで軽いため落ちそうだという感覚はないです。

amazonで買ったのですが届いた製品が海外版だったので返品Qoo10で購入しました。amazon怖い。

一部修正、追記しました(2023/8/30)


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